独教育研究省が2008年度予算案を発表(7月4日)
独教育研究省が2008年予算を発表した。2007年度に比べて6億7,000万ユーロ多く(7.85%増)、91億8,700万ユーロとなる。増加分の予算は主に研究分野である。
政府予算案における研究開発予算拡大によって、2008年には、GDP比2.7%の研究開発投資を達成するための連邦政府負担分が確保される。連邦教育研究省だけでも研究開発予算が、2007年度比で5億8,000万ユーロ増加する。
重点的に配分する項目としては、以下のとおり、
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「温暖化防止ハイテク戦略」における気候変動研究、環境研究、エネルギー研究に3億3,600万ユーロ
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ライフサイエンスに4億ユーロ
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知識・技術移転のための新しい手段である研究奨励金やトップクラスターコンペティションおよび公益研究機関を対象とした研究奨励金に7,600万ユーロ
その他として
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機関助成用予算として約35億ユーロ
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自然科学分野の基礎研究予算として1億8,190万ユーロ
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連邦奨学資金法奨学金として12億4,200万ユーロ
また、大学協定2020関連として2億4,200万ユーロを計上し、これは、2010年までに約12億7,000万ユーロになる。
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