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海外へ渡航される皆様へ~感染症広域情報【2012年7月】


~感染地域に渡航・滞在を予定されている方は,家禽類や野鳥類への接触は避けてください。~

  1. 最近の流行状況
    2003年11月以来,アジア,欧州,中東,アフリカなどの広い地域において高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)が発生しています。現在も引き続き,世界各地でトリからトリへの感染やトリからヒトへの感染が確認されていますので,御注意ください。 最近の感染状況は以下のとおりです。
    1. ヒトへのH5N1型鳥インフルエンザ感染状況
      2011年6月10日以降,世界保健機関(WHO)は,エジプト(アスワン県,カイロ県,カフル・エル・シェイク県,ガルビーヤ県,カリユービーヤ県,ギザ県,ケナ県,ダカハリーヤ県,ダミエッタ県,ファイユーム県,ブハイラ県,ミヌーフィーヤ県)において24人が感染(12人死亡),インドネシア(ジャカルタ特別州,西ジャワ州,西ヌサ・トゥンガラ州,バリ州,バンテン州,べンクル州,リアウ州)において12人が感染(12人死亡),カンボジア(コンポンスプー州,コンポンチャム州,バンテアイミアンチェイ州プレイベーン州)において6人が感染(6人死亡),ベトナム(キエンザン省,ソクチャン省,ビンズオン省,ダクラク省)において4人が感染(2人死亡),中国(広東省,貴州省)において3人が感染(2人死亡),バングラデシュ(ダッカ)において3人が感染したことが確認された旨発表しました。

      2003年以降でヒトへの感染が確認されている国は、以下のとおりです。
      (2012年7月6日現在:出典 WHO

      インドネシア   感染者数 190人(うち、158人死亡)
      エジプト     感染者数 168人(うち、60人死亡)
      ベトナム     感染者数 123人(うち、61人死亡)
      中国       感染者数  43人(うち、28人死亡)
      タイ       感染者数  25人(うち、17人死亡)
      カンボジア    感染者数  21人(うち、19人死亡)
      トルコ      感染者数  12人(うち、 5人死亡)
      アゼルバイジャン 感染者数  8人(うち、 5人死亡)
      バングラデシュ  感染者数  6人(うち、 0人死亡)
      イラク      感染者数  3人(うち、 2人死亡)
      パキスタン    感染者数  3人(うち、 1人死亡)
      ラオス      感染者数  2人(うち、 2人死亡)
      ナイジェリア   感染者数  1人(うち、 1人死亡)
      ミャンマー    感染者数  1人(うち、 0人死亡)
      ジブチ      感染者数  1人(うち、 0人死亡)
      計15か国        感染者数 607人(うち、358人死亡)


    2. トリへのH5N1型鳥インフルエンザ感染状況
      国際獣疫事務局(OIE)によると,2012年1月以降,イスラエル,イラン,インド,カンボジア,中国,ネパール,バングラデシュ,ブータン,ベトナム,香港,ミャンマーにおいて,トリへのH5N1型鳥インフルエンザの感染が確認された旨発表しました。なお,我が国環境省の報告によれば,2011年5月10日以降,野鳥を含め、国内におけるH5N1型鳥インフルエンザウイルスの新規検出はありません。
      現在までに,H5N1型鳥インフルエンザの発生が確認されている国・地域(63か国・地域)は以下のとおりです。

      アジア(17): 
      インド、インドネシア、ブータン、カンボジア、タイ、韓国、中国、香港、日本、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス
      欧州(26):  
      アゼルバイジャン、アルバニア、イタリア、ウクライナ、英国、オーストリア、カザフスタン、ギリシャ、グルジア、クロアチア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロベニア、スロバキア、セルビア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ハンガリー、フランス、ブルガリア、ポーランド、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ルーマニア、ロシア
      中東(9):   
      アフガニスタン、イスラエル、パレスチナ自治区、イラク、イラン、クウェート、サウジアラビア、トルコ、ヨルダン
      アフリカ(11):
      エジプト、ガーナ、カメルーン、コートジボワール、ジブチ、スーダン、トーゴ、ナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、ベナン

  2. 鳥インフルエンザの発生国・地域では不用意にトリに近寄ったり触れたりせず,衛生管理にも十分注意してください。また,帰国時に高熱,咳症状がみられる場合には,検疫所の健康相談室にお申し出ください。帰宅後に同様の症状が現れた場合には,最寄りの保健所に相談し,感染地域に渡航していた旨をお知らせください。
    その他、感染地域滞在の注意事項については、「海外渡航者のための鳥及び新型インフルエンザに関するQ&A」を御参照ください。

  3. 各国・地域におけるヒトへの感染状況等の詳細については、以下を始めとする各在外公館のホームページを御参照ください。
    在インドネシア日本国大使館
    在ベトナム日本国大使館
    在エジプト日本国大使館
    在中国日本国大使館

(参考情報)
鳥インフルエンザに関する情報(厚生労働省)
インフルエンザ対策関連情報(厚生労働省)
海外渡航者のための感染症情報(厚生労働省検疫所)
高病原性鳥インフルエンザ(国立感染症研究所感染症情報センター)
鳥インフルエンザに関する情報(農林水産省)
高病原性鳥インフルエンザに関する情報(環境省)
Influenza at the Human-Animal Interface (HAI) (世界保健機WHO)
国際獣疫事務局(OIE)

(問い合わせ先)
○外務省領事局政策課(海外医療情報)
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1、電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1、
外務省海外安全ホームページ携帯版




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