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相馬子どもオーケストラのベルリンフィルでのコンサートにおける大使挨拶

(2016年3月10日、於ベルリンフィル室内楽ホール)

皆さま

本日のコンサートは,2012年9月にここベルリンフィルで開催されたチャリティー・コンサートの収益金による支援を得,福島県相馬市で活動している,相馬子どもオーケストラが,同じ会場で,ベルリンの第一線で活躍している演奏家と共に,音楽を奏でることにより,ご支援いただいた皆様に,感謝の意を表するものです。

まずは,はるばる福島県相馬市からベルリンまでいらっしゃった,相馬市副市長の佐藤様,エルシステマ・ジャパン代表の菊川様,そして,何よりも相馬子どもオーケストラの皆さんを,心より歓迎します。

また,今回の公演の実現にご尽力いただいた,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,ベルリン日独センター,IPPNW-Concerts,国際交流基金,ベルリン独日協会,スポンサーの皆様,その他関係者の皆様にも,厚く御礼申し上げます。

東日本大震災が発生して,明日で5年を迎えます。ここに改めて,ドイツ全国各界から寄せられた哀悼の意と連帯及び様々な支援に対して心よりお礼申し上げます。

震災の復興は順調に進んでいます。日本は,今後5年間を復興・創生期間と位置づけ,インフラ整備を進めつつ,産業・生業の再生にも全力で取り組んでまいります。

福島県では,原子力災害を受けた太平洋沿岸地域(県全体の7%)を除き,安全・安心に生活が営まれています。これらの地域の復興は,時間はかかるものの,着実に進んでいます。

多くのドイツの方々に,是非,被災地である東北を訪問し,東北の現在の正しい姿を知っていただきたいと思います。それが,復興を後押しすることになる同時に,東北の人々が,外国に対して,かつての支援への恩返しをする機会にもなります。

これから演奏する相馬子どもオーケストラのメンバーの子供達は,震災の困難を乗り越え,成長しています。その姿を見,その奏でる音楽を聴いて,復興の前進を感じてください。また,子供達に,未来向かって更なる元気と勇気をいただければ幸いです。

最後に,本日のコンサートの成功を祈念して,私の挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。

 


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