クリスチャン・バウ氏の「日本食普及の親善大使」への任命式
6月17日(月),ザールラント州ペルル=ネニッヒ(Perl-Nennig)の3つ星レストラン「Victor’s FINE DINING by Christian Bau」のシェフ,クリスチャン・バウ(Christian Bau)氏の「日本食普及の親善大使」への任命式を日本大使館で開催いたしました。
当日は,フィッシャー(Joschka Fischer)元外相をはじめ、政治,経済(食品卸売事業者など),メディア(グルメジャーナリストなど)の関係者の出席を得て,八木大使,フリージャーナリストのヴィルツ氏(Christoph Wirtz)の挨拶に続き,バウ氏から「親善大使」に任命されたことについて「自身の料理スタイルに日本料理を反映させ,新しい文脈のもとに示していく」という決意を含む挨拶がありました。
その後、バウ氏自身が厨房に立ち、以下の料理を提供していただきました。
- Japanese Raw Bar: Bar de Ligne mit Meeresfrüchten & Seeigel-Tigermilk; Amber Jack mit Yuzu Koshu, N-25 Caviar & Buttermilch; Blue Fin Tuna mit Avocado und Sojapilzen
- Taschenkrebs mit Dashimelone, Kimizu & Bonitoessig
- Chawanmushi mit Eismeersaibling, Edamame & Umamisud
- Japanisches Beef auf der Präfektur Kagoshima [A5] mit Anchovis, Aubergine & Pimentos
- „Japanese Tea Time“ mit Matcha, Mango & Schwarzem Sesam
これらの日本の素材や日本食の技法を取り入れた5品の料理は、バウ氏の高い技術と、日本食の持つポテンシャルを強くアピールするものであり,試食終了後,バウ氏は参加者よりスタンディングオベーションで迎えられました。
※「日本食普及の親善大使」とは,メディアや自身の活動を通じた情報発信等により、海外における日本食・食文化の普及を更に進めることを目的として、平成27年に初めて任命されたものです。平成31年3月,クリスチャン・バウ氏は,ドイツ人としては初の「日本食普及の親善大使」に任命されました。