連邦政府と各州政府がトップ大学構想で合意(6月23日)
ベルリンで23日、シュレーダー首相と各州首相がトップ大学育成に関して合意する協定に署名した。合意は、エクセレンス・イニシアチブとイノベーション・イニシアチブからなり、前者はエリート大学育成を支援するものであり、後者は大型研究機関(ヘルムホルツ協会、マックスプランク協会、フラウンホーファー協会、ライプニッツ協会、ドイツ研究協会の5機関)への支援を行うもの。2011年までに総額19億ユーロが投資される予定。
シュレーダー首相が幹細胞研究の推進を提案(6月15日)
シュレーダー首相の幹細胞研究推進に関する提案が論議を呼んでいる。現行の厳しく規制されている幹細胞研究について、規制を緩和すべきとしたシュレーダー首相の発言に関して、倫理会議、研究担当のブルマン大臣、そして自由民主党は歓迎している。一方、緑の党とキリスト教民主同盟からは反発の声が挙がっている。また、連邦医療連盟のホッペ会長は誤った期待感を持つことに警戒感を示している。
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