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ドイツ人物理学者がノーベル物理学賞を受賞(10月4日)
マックスプランク量子光学研究所のテオドール・ヘンシュ所長(63)が2005年のノーベル物理学賞に米国の2人の研究者と共に選ばれた。ヘンシュ教授はレーザーを用いた精密分光技術の開発が評価された。ヘンシュ教授が開発した、レーザー光の周波数を極めて正確に測定する技術は、現在の原子時計よりもさらに精密な時計の実現や、全地球測位システム(GPS)の精度向上などに役立つと期待されている。今年はアインシュタイン年(特殊相対性理論など主要論文発表から100周年)でもあり、記念すべき受賞となった。
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