スウェーデンのフォルスマルク原発事故を受けて国内原発を緊急点検(8月9日)
7月25日に起きたスウェーデンのフォルスマルク原発の外部電源喪失に伴う内部電源起動失敗に関連して、ドイツ国内の17原発について、一時停止の措置は必要がない旨連邦環境・自然保護・原子力安全省が発表した。ガブリエル環境・自然保護・原子力安全大臣は、フォルスマルク原発の事象を受けて、各原発の安全規制を担当する各州政府に対して国内原発に同様の事態が起こらないか緊急点検を行うよう要請していた。各州からの報告においては、起動システムが異なる等の理由で直ちに原発を停止させなければならない危険性はない、としている。ただし、ガブリエル大臣は今回の評価は暫定的なものでさらに詳細な調査が必要であるとも述べている。
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