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21.7.2003

 

 

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大使館発行の日本の科学技術ニュース情報紙(独語)。

 

 

BMBFのワクチン・イニシアティヴの貢献、結核の治療に新しい方向付け(9月11日)

 

ドイツのワクチン開発研究アライアンスがBMBFの支援により新しい結核ワクチンを臨床試験へと送り出した。

ワクチン・イニシアティヴの枠組みの中でBMBFは研究成果の迅速な新ワクチン生産転換を助成し、有限責任形態の組織VPM(Vakzine Projekt Management GmbH)2001年から2010年までに2560万ユーロを投入。VPMはワクチンの臨床前及び臨床的開発の組織、資金面を担当し、ドイツの研究施設で造られた有望なワクチンに対する所有権を取得し、その開発から産業界のパートナーへの譲渡までを行う。

今週臨床試験に供される初めてのワクチンは、他のバクテリアの遺伝子を変化させ、身体に備わる防御機能を活性化させるようにしたもの。科学的なベースとなったのはベルリンのマックス・プランク感染生物学研究所の研究である。

 

 

    トップクラスターコンペティション選考の結果を発表(9月2日)

 

2日、独連邦教育研究省は、トップクラスターコンペティションに関し、最終的に5件選定したことについて発表を行った。

 

・教育研究省は、選定された5件のクラスターに対して向こう5年間総額2億ユーロをもって支援する。

・経済界と科学界のパートナーは、アイディアを早急に新製品・サービスにし、それぞれの長所を最大限に生かす。

・これらのクラスターは、ドイツ技術科学アカデミーの会長であるヨアヒム・ミルヴァーグ教授を長とする選考委員会によって選定された。

    選考の観点は、3つあり、

@    それぞれのクラスターの基礎的なポテンシャル、

Aイノベーション力の強化、競争に関連したオリジナリティーの指標の開発及び優越的な立場の強化に関する戦略があるか、B現存する長所を基礎とするアプローチをとっているか、経済界の財政的協力及び民間投資を獲得できるか、である。

・選考過程は2段階であり、38件の応募から本年3月に12件まで絞り、今回5件が最終的に選定された。

 

最終的に選定された5地域の概要は以下のとおり。

 

○ライン=ネッカー都市地域の有機エレクトロニクスフォーラム(バーデン=ヴュルテンブルク州)

 

○クールシリコン−シリコンザクソニーからのエネルギー効率化のイノベーション(ザクセン州)

 

○中部ドイツのソーラーバレー(ザクセン=アンハルト州)

 

○航空クラスター・ハンブルク都市地域(ハンブルク州)

 

○バイオテクノロジークラスター・ライン=ネッカー都市地域における「細胞と分子の薬」(バーデン=ヴュルテンブルク州)