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21.7.2003

 

 

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Wissenschaft und Technology in Japan

 

大使館発行の日本の科学技術ニュース情報紙(独語)。

 

 

○助成イニシアティヴ「中小企業イノバティヴ」の中間評価 (7月6日)

助成イニシアティヴ「中小企業イノバティヴ」の中間評価の結果がこのほど提示され、その結果に関してシャヴァン大臣は「我々の助成イニシアティヴ“中小企業イノバティヴ”は非常な成功である。我々はこのプログラムにより特に新しいハイテク製品の研究を行う中小企業を助成するという我々の目標を達成しつつある」とコメントした。中小企業は多くの領域で技術進歩の先駆者となっている。しかし先端研究と結び付いたリスクは負うのにはあまりに重いことが多い。BMBFはこのイニシアティヴによって中小企業に新しい研究資金への道筋を拓いている。大臣によれば、「歴史の浅い、しかし非常にダイナミックな企業が国際市場を目指して、プロジェクト・スケッチを提示しており、まことに喜ばしいことである」。中小企業の助成は連邦政府のハイテク戦略の中心的な案件であり、政府は対2005年で年間資金を70%強の増加で10億ユーロ(2009年)にまで増額している。中小企業イノバティヴの枠組みの中でBMBF2007年以降助成額3億ユーロ強をもって約450のプロジェクトを推奨している。

同イニシアティヴに参加する企業は特に研究集約的であり、平均してその売り上げの13%を研究開発に支出している。これら企業の1/3は初めて公的助成資金を申請したもので、他の1/3は少なくともBMBFの専門プログラムについては未経験である。シャヴァン大臣は「これによって、研究開発の領域における他の中小企業助成措置との隙間を完全に埋めることができたことを証明している」と語った。プロジェクト・スケッチはいつでも提出可能であり、評価期日は毎年415日及び1015日。その後2か月以内に助成申告書の提出如何が決定される。

大臣は「これによって我々は将に危機の時においても研究に強い中小企業を強化していく」と強調。

 

研究申請の技術フィールドは以下の通り:

バイオテクノロジー、生産研究、IT、ナノテク、光学技術、資源・エネルギー効率、気候保護、安全研究、マイクロシステム技術。特定テーマ分野に正確にあてはまることより、申請されたプロジェクトのイノベーション・グレード及び高度の利用チャンスをより重要とする。