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Re8:ドイツではドイツ語を話せなければ十分な研究・学生生活を送れない!?

 アーヘン大学の医学部で博士課程後期の学生として研究しています。基本的に私が所属する研究室では 英語が話せるドイツ人がほとんどですので研究をするにあたっては、支障を来す事はないと思われます。ただ、 ここの研究室では、外国人が非常に少ないため通常のセミナー、コミュニケーション等は全てドイツ語で行わ れています。
 私自身、最初の一年間はドイツ語がさっぱり分からなかったのですが、英語で話そうとせずに 自分なりに片言のドイツ語で話す努力をしました。すると、その方が親しみがわくようで、研究室の多くの同僚 と研究以外の場でも交流を持つ事が出来ましたし、研究の上でも多くの助けを得る事ができました。
 留学するにあたり大切なのはその国の文化を理解するために努力する事だと思います。そのための 第一歩が言葉であると思います。うまく話せなくても少しでも話そうとする姿勢が伝われば、多くの人が 心を開いて研究だけでなく、より充実した留学生活を送る事ができると思います。

(2004年6月7日 アーヘン大学医学部所属、在独4年)


Re7:ドイツではドイツ語を話せなければ十分な研究・学生生活を送れない!?

 多人種の研究所,国際的な都市では英語だけで通せると思います.外国人も多いので,最近私が 行ったドイツの学会はほとんどの講演が英語でした.
 しかし,私の住んでいるような観光客の来ない地方都市(旧西側です)では,ドイツ語ができないと かなり厳しいです.ドイツ人でも英語の苦手な人は多く,そういう人たちは全然英語をしゃべって くれません.ドイツ人で英語ペラベラなのは高い教育を受けている人や外国語の好きな人たちだけで, 普通の学生の英語は日本人並です.
 ちなみにここの外人局でも英語は使えず,ネイティブ並のドイツ語が必要です.僕がビザを取るときに, 必要なことを大学の人に完璧に紙に書いてもらったので,最初一人で行ったら,そのメモには目も くれられず,
Sie sprechen sehr schlechtes Deutsch.
と言われて追い返されてしまいました.(^^;
(誤解を招くと悪いので断っておきますが,ドイツの他の都市ではそんな話は聞いたことがありませんし, 英語の使えるところは多いと思います.)
 私のドイツ語は今でもネイティブ並からは程遠いので,ここでの生活は簡単ではないですが, 仕事しながら英語とドイツ語の両方を修得するのは不可能に近いです.
 ドイツで日本人が教授になる可能性は限りなくゼロに近いので,何が大事かを考えると, やはり忙しいときにはドイツ語の勉強を後回しにせざるを得ません.学生であれば, 時間もあるでしょうから,滞在の最初の数ヶ月をドイツ語のためだけに使うことを薦めます.

(2004年5月5日 在独3年、大学所属 ポスドク)

 
Re6:ドイツではドイツ語を話せなければ十分な研究・学生生活を送れない!?

 DAADの奨学金を得て、客員研究員として来ています。語学研修を4ヶ月させてもらい、 昨年の10月から研究室に来ました。ドイツに来る前は、「ドイツは英語でも大丈夫」と軽く 考えていましたが、私の研究室が、特に、旧のDDRに所在することもあり、日常でのドイツ語 は絶対とはいかなくとも、かなり必要であると思います。研究室でも、最初は英語でしたが、 最近は、どうしようもない時以外は、ドイツ語を使うようにしています。 Kolloquimなども、全部、ドイツ語ですし、ある程度の年齢以上の人だけでなく、20代後半の Mitarbeiterでも、旧DDR出身の人は、英語が苦手なようです。ですが、雑誌投稿はさすがに 英語になってきているし、「国際化」を進めようという動きはあるようです。しかし・・・といった 気がします。私のドイツ語は、まだまだで、時々ひどく落ち込むのですが、かといって、 それが研究に大きく差し支えるか?というと、そういう訳ではなく、主に、コミュニケーションに 差し支えるということであると思います。ドイツ語をはじめて、英語について前より理解が 深まった気がするし、格段に書きやすくはなりました。
しかし、同じ旧DDRに所在していても、英語だけで問題ないという研究科や研究室、研究所もあるし、 どこかの先生も書いておられましたが、やはり、外国人の人数や、今までの受入、また、 分野によるのではないでしょうか?それと、本人の意識も関係しているかもしれません。 ドイツ語については、悩みが多いので、長くなりました。

(2004年5月5日 工科大学客員研究員、在独8ヶ月)


Re5:ドイツではドイツ語を話せなければ十分な研究・学生生活を送れない!?

 英語環境については、研究上はほとんど影響ありませんが、どなたかがすでに投稿されているように、 工場や温室、業者の方に何か特別なことを頼もうとする際には、ドイツ語の話せる方に手助けを頼むこと もあります。また、研究室によってはドイツ語でセミナーをしているという話も聞きます。
 生活に関しても、英語だけでも何とかやっていけますが、ドイツ語が話せるに越したことはありません。
 私の印象では、ドイツで研究活動を行う上でのドイツ語の必然性は、車の運転と一緒で、できなくても 困らないけど、できたほうが便利という感じです。
 ドイツ語のパソコンやキーボードは、日本語や英語環境に慣れていると使いにくいです。

(2004年5月3日 マックスプランク研究所所属)


Re4:ドイツではドイツ語を話せなければ十分な研究・学生生活を送れない!?

 研究遂行にあたってのドイツ語の必要性ですが、分野、テーマによってかなり異なると思います。 私の奉職する大学には、政治学の大学院で講義等すべて英語、修士論文も英語で書くコースがあります。 したがって、ここに在籍すれば、ドイツ語など不要ということにもなります。
 しかし、人文系ではどうしてもドイツ語が必要です。授業はほとんどドイツ語で行われます。 何といっても文献がドイツ語、そしてドイツ関連のテーマでしたら、絶対にドイツ語が必要です。
 理系となると、よくわかりません。しかし、うちの大学ですと、スタッフは曲がりなりにも英語を使いますが、 事務方となるとあやしくなります。町に出れば、ドイツ語なしでは生きられません。
 結論を申しますと、研究そのものについてはケースバイケース、しかし日常生活のためにドイツ語は必須。 ただし、時間とエネルギーとお金をかけて日本で習うより、ドイツで個人レッスンでも受ければ、日常の必要 に迫られていますから、上達も速いと思います。

(2004年4月28日 在独5年、大学勤務)


Re3:ドイツではドイツ語を話せなければ十分な研究・学生生活を送れない!?

 Max-Planck研究所や、大学の研究室で仕事をする時は、英語だけでも十分にやってい けます。ただし、実験装置を作るときなど、工場の人の助けがいる時は、ドイツ語が話せた 方が相手が親切になる時があります。食堂のおばさんも、たとえ片言でも、ドイツ語で話す 方が喜んでくれます。
 大学で講義を受ける人達には、かなりの程度のドイツ語能力が必要とされます。試験も ほとんどドイツ語で書きます。
 病気になった時、やっぱりドイツ語です。
 私が本当にドイツ語を話し始めたのは、子供ができてからです。小児科の検診、幼稚園 の先生や友達の親との会話ではドイツ語が必須です。

(2004年4月16日 在独25年以上の経験より)


Re2:ドイツではドイツ語を話せなければ十分な研究・学生生活を送れない!?

 「研究は英語だけで十分にこなしていけるのか?」の問いですが、私が見てき た範囲では「博士課程学生およびポスドクとも研究は英語だけで十分」と言えます。 研究する上での公用語は英語です。(私の知る限りでは)ドイツ人も皆そう 思っています。ドイツ語をゼロからスタートするよりは英語を鍛えた方が良い、 と私は思っています。
 とは言っても、ドイツ語ができればそれに越した事はありません。片言のドイ ツ語であればプライベートな時間を使うだけでも可能になるでしょうが、ドイツ 語を本気で勉強すると(レッスンに参加したりすると)研究に使うはずの時間が 減ります。もちろんドイツ語を勉強することによって得られることはいろいろあ るとは思います。しかしドイツ語の勉強に時間を奪われ研究の量が減る(研究の 効率が下がる)のであれば本末転倒です。限られたドイツ滞在時間をどう使うか (英語のみに絞って研究を進めるのか?ドイツ語学習も必要なのか?その 他??)は、ドイツで生活を始めてから判断するしかないでしょうが、まずは英 語を頼りにドイツに来ても研究は十分にできます。

(2004年3月19日 マックスプランク研究所所属、ドイツ在住2年)


Re1:ドイツではドイツ語を話せなければ十分な研究・学生生活を送れない!?

 「英語だけでやっていけるか」、という質問に関してですが、結論から言うと、受け入れ先でどれだけ外国人に対するサポート体制があるかによるとは 思いますが、やっていけると思います。研究だけに関して言えば。でなければ、これほど多くの外国人研究者がドイツに短期・長期を問わず 滞在することはないと思います。現に、同じグループの中国人の博士課程の大学院生(すでに4年以上ドイツ在住)は、 英語で博士論文を書いて、英語で口頭試問を受け、ふだんもドイツ語はしゃべりません。
 ただ、「英語だけでやっていけるか」という質問の心情には、できることならドイツ語は勉強したくない、というふうにも取れるのでそれに関して 意見を述べさせていただきます。
 私の意見とすれば、外国で研究もしくは勉強のために留学するのであれば、最終的に「できなくてもいい」ので、絶対に「現地の言葉の勉強」はするべきだと思 います。
 それは、まず第一に、外国に行くということは、日本の文化と違う文化に触れるためだからだと思います。なぜ、わざわざ、違う文化に触れるのでしょうか? それは結局は、とくに研究活動においては、今までの考え方や物事の進め方のマンネリ化を防ぐことにあって、常に刺激を受け、新しい発想を得るためだと思います。 そのためには、環境をまず変えることによって、違うものに触れ、「今まで考えなかったことを考えるようになるため」だと思っています。
 例えば、こちらに来て気づいたことは、日本を離れることによって、自分が日本人であること、 日本のこと、日本語のことをよく考えるようになりました。日本にいたら、これらのことは当たり前のことなので、まず考えることはありません。 私自身は、環境を変えることの効果がこれほどすごいことだとは思いもよりませんでした。
 また、ドイツ語を学ぶことによって、英語との違いがはっきりしてきますし、英語のある部分はドイツ語を起源としていることもわかってきて、 英語に対する理解も深まると思います。それに、日本語と英語の違いよりは、ドイツ語と英語の違いのほうがすごく小さいと 思います。結局、ドイツ語を勉強することによって、英語力が上がると思います。
 それから、ドイツ人はドイツに来ている外国人にはできることならドイツ語を学んでしゃべるように努力してほしいと思っているようです。 これは、日本に来る外国人が英語しかできなかったとしたら、ということを想像すればわかることだと思います。その外国人が日本語ができるとわかった途端に こちらのストレスはなくなりますし、日本語をしゃべる外国人の人に会うとほとんどの日本人の人は嬉しいと思うのではないでしょうか。
 私自身は、簡単なドイツ語しかわからず、普段、研究上のことは英語でやってますが、やはり中には英語の苦手な人、できない人もおり、その場合は、片言のドイツ語で やったほうが、お互い早く理解できます。
 もう一つ。ドイツで英語をしゃべっていても、「英語は上達しない」と思いますが、「ドイツでドイツ語をしゃべろうと努力する」と、英語は上達すると思います。 もっとも欧州人のしゃべるなまりの強い英語に慣れることはできますが(これもある意味重要なんですが)。
 効率よくやろうとすれば、英語だけのほうがいいのでは、と一見思いがちですが、そもそも外国に出る段階で、効率は落ちると思います。 しかし、その効率が落ちること以上に得るものがあると思うからこそ外国に出るのではないでしょうか。要は、新幹線ですっ飛ばして現地に行くよりは、各駅停車でのんびり 風景をじっくり見て考えながら現地に行った方が、得るものが多いのでは、ということです。私自身は、ドイツ語を勉強することによる時間のロスよりは、 得るもののほうが絶対に多いと確信しています。

(2004年3月15日 マックスプランク研究所所属、ドイツ在住2年7ヶ月)


ドイツではドイツ語を話せなければ十分な研究・学生生活を送れない!?

 よく、「ドイツに行くことを考えているのですが、ドイツ語を話せなければ満足に研究を進めることが出来ないのでしょうか?」とか、「ポスドク以上ならともかく、博士課程の学生ともなれば 英語だけではやっていけないと聞きますが本当でしょうか?」といった質問を受けます。多くの人が、「ドイツに行くとなれば、多少のドイツ語は話さざるを得ないとは思うものの、研究者の世界では英語が実質的な 公用語となっている現状を考えれば、少なくとも仕事や博士課程学生としての研究は英語だけで十分にこなしていけるのではないか?いやいや、やはり英語だけではやっていけないのではないか?」 といった疑問を持っています。
 というわけで、実際にドイツで研究・学生生活を送っていらっしゃる方(あるいは送った経験がある方)のご意見、実体験をお教え頂ければ大変ありがたく思います。
 ほんの2、3行程度の感想的なものでもありがたいので、皆さんの声をお届け頂ければ幸いです。

(2004年3月4日 大使館・井上)


緑の党の政治理念と科学技術

 中国へのMOX燃料製造プラント輸出を巡り緑の党を中心として大きな反対意見が出ています。また、これが飛び火した形となり、 シーメンス社がほぼ受注を決めていたフィンランドへの原子炉関連技術の輸出にも議論がでています。緑の党の主張の根元にあるのは 「脱原子力を進めるドイツが他国の原子力推進に力を貸すようなことはすべきでない。」という考え方です(個人的には安全性に優れたドイツの技術 を輸出することは、世界の原子力安全に大いに貢献することだと思うのですが。)。原子力技術の輸出に関しては、 核不拡散の観点から国際約束があり、それを遵守している限り何の問題もなく技術輸出ができる米国や日本等、他の先進国からみれば、 独の原子力関連企業は全く気の毒な状況に置かれているように思えます。いくら国際的ルールを守っていても、環境第一を主義とする 緑の党の考え方に沿わなければ、ドイツ国内では問題となってしまいます。この他、緑の党は胚を用いた研究や遺伝子技術を用いた植物の研究についても 大きな規制をしようという方針であるなど、科学技術の推進にも大きな影響を与えています。 このような状況について、ドイツは他国と違って大変だなあというとらえ方も出来るでしょうが、科学技術と社会の関係を考えるにはドイツの状況は とても参考になります。緑の党の方針は主義を通すために偏っているのか、それとも他の諸国がもっと真剣に考えねばならないことを 先駆的に捉えているのか、なかなか興味深い問題だと思います。

(2003年12月18日、井上 諭一・大使館)


試験管の受精卵の人権

 トップページのニュースでもお伝えしているように、司法大臣が試験管内の受精卵に人間の尊厳の概念を当てはめることは ない旨の見解を述べたことが、大きな波紋を呼んでいます。ドイツの政治家、国民は本当に生命倫理問題に対しては敏感に 反応しますよね。日本の政治家に試験管内の受精卵の人権擁護運動をする人が出てくるなんて、想像できません。このようなドイツに おいては、生命倫理面からの研究に対する規制も他国に比べ厳しい状況にありますが、研究者の皆さんは、実際の研究現場で 生命倫理面の厳しさを感じたりすることはあるのでしょうか。ご経験がおありの方、ご連絡お待ちしています。

(2003年11月4日、井上 諭一・大使館)


研究所のメリット

研究は基本的には人によりますが、研究所にはその人の能力を活かす環境が求められると思います。 先日訪問したザールブリュッケンのMPI for Informatik、その分野の一流の研究者が集結しており、所内で日常的に 研究者同士の情報交換・ディスカッションが行われている様子を垣間見、研究所のメリットを強く感じました。 このような環境にある研究所には、自然と世界から良い研究者が集まってくるわけで、研究所のメリットは ますます強くなります。このような環境を作り出すのは、やはり所長とDirectorsの面々の力量なのでしょうね。 翻って、日本の研究所・大学は研究活動が所属研究室の範囲内にとどまっており、研究所全体のメリット を創出するに至らない所が多いように思えますが、如何でしょうか?

(2003年10月21日、井上 諭一・大使館)


Re: Max Planckの印象

私は、これまでに多くのMax Planck Institutに行きましたが、運営の様子はホントに各研究所各様 ですね。これは、マックスプランク協会本部が、各研究所の運営を各研究所の裁量に任せているためだと思います。 機器の共有やテクニシャンとの関係などは、研究所というよりも、ボスのキャラクターによるところも 大きいと思いますが、機器の共有等が非常の有効に行われており、日本ではなかなかこういう 状況にはならないなと関心されられた研究所も多いです。
MPI for Plant Breeding Researchの場合は、5人のDirectorのうち2人が変わってまだ日も浅いので、 ある意味過渡期にあると思われます。月日とともに状況が改善されることをお祈りしてます!

(2003年10月3日、井上 諭一・大使館)


Max Planckの印象

以前メールいただいたMax Planckの印象についてですが、多少オーガナイズが悪 い部分があります。
たとえば、共用機器の利用について、書類上は共用機器なのですが、古くからい るグループがほとんど使われていないような機器に関しても所有権を主張して、 我々が自由に使えないというような面があります。結局新しいものを買って済ま すのですが、かなり違和感があります。
また、ドイツ研究者ネットワークのホームページに、「テクニシャンや研究補助 員の数も豊富で、研究者自らが試料の調整やビーカー洗い等をすることも希で しょう。」と、あるのですが、我々のところはほとんど自分たちでやっていて、 少し状況が異なります。これも新旧のグループの折り合いが悪いということやド イツ語文化圏と海外から来たグループという言葉の問題も関係しているのです が、同じ研究補助費を支払っていても、昔からいるグループが既得権を主張し て、かなり不公平な環境になっています。
これら件については、現在、新旧グループの移行時期にあたっているということ が大きく、これから徐々に解決されていくと思われるのですが、このようなこ とって、ドイツではよくあることなのでしょうか。ちなみに、同じ研究所内でも 他のデパートメントではうまくいっているところもあるようです。
以上ネガティブな面ばかり取り上げて書いてみましたが、最終的には新しい機器 を購入したり、新しいスタッフを雇う計画を立てたりしているので、それだけネ ガティブな面を許容できる費用があるということは言えるかもしれません。

(2003年9月16日、花野 滋・MPI for Plant Breeding Research)

*上記は、1年前にイギリスのWarwick大学からMPIに移られた花野さんに、ドイツの研究環境の印象をお伺いしたところ頂いたお返事です。
他のMPI、または他の研究機関や大学ではどのような状況でしょうか?皆さんの反応をお待ちしています。(井上)