7月1日、情報交換・懇親会、ご参加ありがとうございました!
情報交換・懇親会も今年で第3回を迎えました。昨年同様、ベルリンの在ドイツ日本国大使館において開催いたしました会合、大盛況のうちに終了いたしました。 今年もまた、遠方の方々も含め沢山の方にお集まり頂き(お子様を含め約40名)、主催者として、大感謝です。誠にありがとうございました。
今年は、マックスプランク物理学研究所ディレクターの手嶋政廣先生の講演で始まりました。講演は、先生がこれまでに送ってこられた、宇宙線物理の分野での幅広い研究をご紹介頂くとともに、日本との研究環境の違いなどの話題にも言及していただきました。宇宙物理(手嶋先生と同じ大学の理学部を落ちこぼれた私はあこがれを込めて「宇物(うぶつ)」と呼んだものでした。)を志したこともある私には非常に興味深いものでした。また国際共同研究の途中、実験施設に米軍の巡航ミサイルが命中、「ミサイル先生」として有名になったこぼれ話しなど、時間の経つのを忘れて聞き入ってしまいました(手嶋先生、大事なことをそっちのけで、つまらないことばかり覚えていて申し訳ありません)。ちなみに講演中の手嶋先生のまともな写真がないのは、デジカメを握りしめたまま聞くのに一生懸命でほとんど撮影するのを忘れたからです。ご容赦のほどお願いします。参加された皆さんも大いに楽しみ、宇宙の謎にせまる興奮をかき立てられたことと思います。また、研究の構想を聞く中で大いに刺激を受けられたものと思います。

*講演中の手嶋先生

*大きな身振り手振りで聴衆を魅了します
続いて、音楽演奏へ。実は私は文部科学省から外務省に一時的に出向している自称「なんちゃって外交官」ですが、ドイツで少しバイオリンを習っている「なんちゃってバイオリニスト」でもあったりします。このコーナーを担当してくださる方を直前まで随分探したのですが、見つからず、困り果てて、自分のバイオリンの先生である星先生にお願いしたところ、星先生と娘さんのまどかさんに演奏していただけることになりました。星先生はドイチェ・オーパー・ベルリンでバイオリニストして活躍され、現在は後進育成にお努めです。娘のまどかさんはドイツ国内で若手バイオリニストとして数々の賞を受賞し、その経歴をひっさげて現在ニューヨークの名門ジュリアード音楽院で腕を磨かれています。ご参加頂いた方々から素晴らしいとの声が寄せられたのもうなずけます。改めてお二人にお礼を
申し上げたいと思います。

*最初の音を出す瞬間の直前、カメラマンのどきどきのせいもあって少しぶれています・・・バイオリン(まどかさん)、星先生(ピアノ)
そして懇親会へ。日本食を堪能しながら、ネットワークを一層深められたことと思います。

*懇親会。懇談のスペースを改善した方が良いですね。それにしてもカメラマンの構
図取りに難あり、ですな
運営に当たっては不慣れな点があり、不都合があったかもしれません。お気付きの点、もっとこうして欲しい、といったことがありましたら管理人までお知らせ下さい。また、このような機会を設けていきますので、皆さまのご支援をよろしくお願いします!
(2005年7月7日、谷)
-->当日のプログラム
|