|
●ドイツ以外のグラント
ドイツにいるからといって、ドイツの研究費しかあてに出来ないわけ
ではありません。近年、EUは独自の研究予算を増やしてきており、公募型研究資金も
もっています。現在、
第6次研究フレームワーク計画(FP6)の下、各種計画が進められていますので、
これをチェックしてみてください。また、
欧州宇宙機関(ESA)など、ドイツが加盟している国際機関のグラントもターゲットと
なります。ライフ系の方にとっては、
国際ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム推進機構(HFSPO)のグラント
など、狙い目でしょう。
また、我々日本人には、日本のグラントにアプライするという手もあります。
日本学術振興会
や科学技術振興事業団の事業を
チェックしてみましょう。日本のグラントですと、多くのプログラムが研究実施体制のある程度
の部分を日本に置くことを要求していますが、科学技術振興事業団の「戦略的創造研究推進事業」
の中にある、「さきがけプログラム」などはそのような制約もなく、申請しやすいのではない
でしょうか。
|
|