【安全情報】ユーロポール職員等を騙る不審電話について

令和4年7月22日
(ポイント)
◯本年春以降、ドイツ国内において、「ユーロポール職員等を名乗る不審電話」が発生しています。
◯不審電話では、ユーロポール職員や警察官を名乗って、氏名、IDカード番号、口座番号等を聞き出そうとしたり、例えば、「あなたの口座がマネーロンダリングに使われた疑いがあるので、口座が凍結される前に現金を他の口座に移しておく必要がある。」と言って現金を振り込むよう誘導したり、あるいは、自動音声(英語)のメッセージが流れて、プッシュボタン形式で応答を求めるケースもあるとのことです。
 これらは、詐欺電話である可能性が高いとして、ユーロポールや警察では注意を呼び掛けています。
◯身に覚えのない番号からの電話には注意をし、特に相手がユーロポール職員や警察官等を名乗る場合には、最近こうした詐欺事件がドイツ国内で相次いで発生していることを念頭に、冷静な対応をとるようにしてください。
◯不審電話を受けて、誤って口座情報等を伝えてしまった場合には、銀行に連絡して被害の有無を確認するなど、必要に応じて被害の拡大防止を図ってください。また、この種の事案に関連して不安な点がある場合には、大使館にもご相談ください。
 
(本文)
●ユーロポール
https://www.europol.europa.eu/media-press/newsroom/news/beware-of-scams-involving-fake-correspondence-europol
●ドイツ連邦刑事庁
https://www.bka.de/SharedDocs/Kurzmeldungen/DE/Warnhinweise/220411_AnrufeBehoerden.html
 
(参考情報)
■ 「安全の手引き」(ドイツ)
https://www.de.emb-japan.go.jp/files/100294519.pdf
■ 「たびレジ」(3か月未満の渡航の方)/ 在留届(3か月以上滞在される方)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html
■ スマートフォン用 海外安全アプリ 
https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_kaian_app.html