大使館案内
令和8年4月21日
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桜の季節に思うこと...昔、あるドイツ人に言われたことがあります。「日本人は、どうして実のならないサクラを植えるんだろう? リンゴの花だって綺麗だし、その上、秋には実を結ぶのに・・・。」
実も結ばずに散るサクラ。今や日本人だけではなく、世界中の人が「サクラ」を愛でます。なぜなのか。皆さんの答えもお伺いしたいと思います。
なぜなのか? もちろん、答えの一つが、その美しさでしょう。緑の葉が出る前に花を咲かせるサクラは、ピンクの雲が降りてきたようで、私たちを雲の上、日常の苦労のない世界に誘っているようです。
また別の答えが、「はかなさ」。本格的に春の温かさが到来する直前の一瞬、10日から2週間しか愛でることができないサクラ。潔く散ってしまうサクラ。
それ故に、人間の都合で日程を調整することができません。サクラの都合で「今」「この瞬間」会わないと、今年のサクラには出会えません。
今日、忙しさの中、私たちは人と会うのに、理由を求め日程を調整します。でもサクラは、そういう人間の都合を斟酌してくれません。「今」「この瞬間」集まらざるを得ない。そうです、サクラは、理由を必要とせず人と会う機会を提供してくれるのです。
そして昔の人は、サクラの木に人間と歴史を見ていました。今年咲く花は去年の花とも来年の花とも違います。でも、そこにある樹は去年も来年も、そこにある樹です。今日、ここに集う人間は、去年とも来年とも違うかもしれません。しかし日独関係という歴史は、去年も来年も、継続していきます。この瞬間を大切にすること、それが歴史を刻むことにつながっているのです。
サクラを愛でるのに、なんの理由も必要としません。「サクラを一緒に見たいから」「今年、この瞬間を共有したいから」。それがサクラを見る会の本質です。
会いたい人に会える、会いにくい人にも会える、会ったことのない人にも会える、会いにくい人にも会いましょうと言える。それがサクラを見る会の本質です。
サクラの花は実を結びません。しかし、桜の花が結ぶ人と人は、何かを生みだしてくれることでしょう。
実も結ばずに散るサクラ。今や日本人だけではなく、世界中の人が「サクラ」を愛でます。なぜなのか。皆さんの答えもお伺いしたいと思います。
なぜなのか? もちろん、答えの一つが、その美しさでしょう。緑の葉が出る前に花を咲かせるサクラは、ピンクの雲が降りてきたようで、私たちを雲の上、日常の苦労のない世界に誘っているようです。
また別の答えが、「はかなさ」。本格的に春の温かさが到来する直前の一瞬、10日から2週間しか愛でることができないサクラ。潔く散ってしまうサクラ。
それ故に、人間の都合で日程を調整することができません。サクラの都合で「今」「この瞬間」会わないと、今年のサクラには出会えません。
今日、忙しさの中、私たちは人と会うのに、理由を求め日程を調整します。でもサクラは、そういう人間の都合を斟酌してくれません。「今」「この瞬間」集まらざるを得ない。そうです、サクラは、理由を必要とせず人と会う機会を提供してくれるのです。
そして昔の人は、サクラの木に人間と歴史を見ていました。今年咲く花は去年の花とも来年の花とも違います。でも、そこにある樹は去年も来年も、そこにある樹です。今日、ここに集う人間は、去年とも来年とも違うかもしれません。しかし日独関係という歴史は、去年も来年も、継続していきます。この瞬間を大切にすること、それが歴史を刻むことにつながっているのです。
サクラを愛でるのに、なんの理由も必要としません。「サクラを一緒に見たいから」「今年、この瞬間を共有したいから」。それがサクラを見る会の本質です。
会いたい人に会える、会いにくい人にも会える、会ったことのない人にも会える、会いにくい人にも会いましょうと言える。それがサクラを見る会の本質です。
サクラの花は実を結びません。しかし、桜の花が結ぶ人と人は、何かを生みだしてくれることでしょう。
在ドイツ日本国大使館
特命全権大使 志野 光子
特命全権大使 志野 光子
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