大使館案内
令和6年11月22日
ようこそ、ホームページへ!
Guten Tag,こんにちは! 本日11月22日、フランク=ヴァルター・シュタインマイヤー大統領に信任状を捧呈し、駐ドイツ連邦共和国特命全権大使としての任務を本格的に開始いたしました。ドイツ駐箚の日本大使として初めての女性大使ということもあり、少し頑張って着物で大統領府へ。大統領はじめとするドイツ側にも印象に残る式典となったと期待します。皆さまこれからどうぞ、よろしくお願いいたします。
これまで国連等マルチでの勤務が続いていました。直近は、安全保障理事会メンバーである日本政府代表団の次席大使として、国際社会の平和と発展の課題に取り組んできました。現在の国際社会は、残念ながら数多くの紛争や人道危機に直面しています。平和とは、ただ殺し合わない、紛争が無いということではありません。平和とは、一人一人の人が、自分に誇りを持ち、他者の尊厳を尊重する人生をおくれることだと思っています。そのためには、まずは自分の持つ価値を大切にすることから始めたいと思っています。世界の人が持つ価値は、みんな違って、みんな美しい。そして違うことを否定しない、どちらが良いかを比べない、お互いに競争せず争うことをしない。それが平和への一歩だと思っています。多様だからこそ、世界は興味深いし、一人では解決できない課題も乗り越えられるのだとも思います。
着物を着ての信任状捧呈に、日本の価値を大切にしながら、任国ドイツの元首に敬意を表する気持ちを込めてみました。
日本とドイツは地理的には遠く、アジアとヨーロッパという異なる地域に属し、固有の歴史と文化を抱いています。しかしながら、日本とドイツは、自由、民主主義、法の支配といった理念を共有します。そして160年以上の交流の歴史を有します。二国間の関係をより緊密に、より相互に有意なものとすると同時に、厳しい国際情勢の中、それぞれの特性を活かして国際社会の課題に取り組める関係構築に貢献すべく、尽力したいと思います。
これまで国連等マルチでの勤務が続いていました。直近は、安全保障理事会メンバーである日本政府代表団の次席大使として、国際社会の平和と発展の課題に取り組んできました。現在の国際社会は、残念ながら数多くの紛争や人道危機に直面しています。平和とは、ただ殺し合わない、紛争が無いということではありません。平和とは、一人一人の人が、自分に誇りを持ち、他者の尊厳を尊重する人生をおくれることだと思っています。そのためには、まずは自分の持つ価値を大切にすることから始めたいと思っています。世界の人が持つ価値は、みんな違って、みんな美しい。そして違うことを否定しない、どちらが良いかを比べない、お互いに競争せず争うことをしない。それが平和への一歩だと思っています。多様だからこそ、世界は興味深いし、一人では解決できない課題も乗り越えられるのだとも思います。
着物を着ての信任状捧呈に、日本の価値を大切にしながら、任国ドイツの元首に敬意を表する気持ちを込めてみました。
日本とドイツは地理的には遠く、アジアとヨーロッパという異なる地域に属し、固有の歴史と文化を抱いています。しかしながら、日本とドイツは、自由、民主主義、法の支配といった理念を共有します。そして160年以上の交流の歴史を有します。二国間の関係をより緊密に、より相互に有意なものとすると同時に、厳しい国際情勢の中、それぞれの特性を活かして国際社会の課題に取り組める関係構築に貢献すべく、尽力したいと思います。
在ドイツ日本国大使館
特命全権大使 志野 光子
特命全権大使 志野 光子
