大使館ご案内
令和7年4月29日
大使の活動
こちらでは、志野光子大使の日々の活動の一部をご紹介致します。
2025年
4月
29日(火)この日は戸田真介在ハンブルク総領事と共に、まずハノーファー市を訪問し、ニーダーザクセン州のシュテファン・ヴァイル州首相を表敬いたしました。
ヴァイル州首相からは、少子高齢化やデジタル化など日独が共通して直面する課題解決につき意見交換し、良好な日ニーダーザクセン州関係を更に強化していきたいとのお言葉をいただきました。
表敬後には、先の大戦の爆撃で屋根が抜け落ちたままのエギディエン教会を訪れ、姉妹都市の広島市から寄贈された「平和の鐘」を見学しました。
最後に、ヴォルフスブルク市に拠点を置くフォルクス・ワーゲン社を訪問し、昨今の国際情勢を踏まえた同社の自動車製造の実態や今後の方針についてお話を伺うと共に、製造現場を視察いたしました。
26日(土)
ボン近郊、歴史あるペータースベルクにおいて、フリードリヒ・エーベルト財団の主催するパネルディスカッション“Frieden sichern, Freiheit bewahren”(「平和を確保し自由を保つ」)に登壇しました。
私からは、日本の対ウクライナ支援に言及し、その背景として、欧州とインド太平洋の安全保障が一層結びついてきていること、更には国際社会が基盤とする価値を守ることの重要性について言及し、価値を共有するパートナーとして独新政権とも協力を一層強化していきたい旨を述べました。
質疑応答においても貴重な指摘もあり、独における日本への関心の高さを実感いたしました。
24日(木)
続けてマルティン・ルター ハレ・ヴィッテンベルク大学のベッカー学長を表敬訪問しました。旧5千円紙幣にも描かれた新渡戸稲造は、ここで農政学等を学び、在籍した記録も大切に残っておりました。私からは、明治時代以来の日独学術交流が現在より一層重要になっている点、そのためには相互の文化・言語への理解も鍵を握る点を説明し、ベッカー学長からも共感を得られました。今後の更なる日独人物、学術交流を祈願して、記帳もさせていただきました。
24日(木)
この日はまずエアフルトを訪問し、テューリンゲン州のマリオ・フォイクト州首相から日独経済関係やテューリンゲン州内政に関し、幅広くお話をお伺いしました。
訪日経験のあるフォイクト州首相からは、基本的価値を有する両国が経済・研究協力を通じ、少子高齢化やデジタル化など共通の課題に向き合い、変革をもたらす意義について、力強いお言葉をいただきました。 今後の更なる日・テューリンゲン州の発展を祈念し、記帳も行いました。
15日(火)
本日、ヴィム・ベンダース監督とそのご家族を公邸にお招きして、映画や写真、オペラ、そして、日本食やお茶、陶磁器など様々な側面をもつ日独両国の文化について意見交換をさせていただきました。ご夫妻が日本人以上に日本を深く理解してくださっていることを大変嬉しく思います。監督には、ぜひまた日本を舞台にした映画を撮っていただきたいと思います。
13日(日)
本日は待ちに待った大阪・関西万博開幕日。これに合わせて、ベルリン日独センターにおかれては、万博開幕記念ネットワーキングサロンを開催いただき、私も出席しました。現地・大阪にいらっしゃる芸術家・万博専門家のトーマス・シュリーファース氏とドイツ・パビリオン・ディレクターのクリストファー・ヘッケ氏から、万博のドイツ・パビリオンの内部を生中継で案内いただき、現地の盛り上がりを実感できるひとときでした。
12日(土)
メクレンブルク=フォアポンメルン(MV)州テュルコウ=トーデンドルフ地区にある「シュロス・ミツコ」をご存じでしょうか。ハインリヒ・ラーデロフとミツコ・ラーデロフご夫妻が日本で収集した、茶道具、日本人形、陶磁器等の美術品や工芸品が集められている美術館で、同地区、周辺の市及び住民の方々の協力により、2001年に設立されました。同州における日独文化交流、日本文化発信の重要な拠点としての長年の功績を讃え、在外公館長表彰を授与しました。ベルリンから持参した日本食ビュッフェと共に皆さんでお祝いし、シュロス側からはMV州の料理本をいただきました。中にはお好み焼きのレシピまで。機会があれば、私のXアカウント、または当館インスタグラムでご紹介したいと思います。
▷ 志野大使のXアカウント:https://x.com/Amb_Japan
▷ 当館インスタグラム:https://www.instagram.com/botschaftjapan.berlin/
9日(水)
ベルリーナ・フェストシュピーレ(ベルリン芸術祭)の一つとして位置づけられている、グロピウス・バウ美術館の展覧会「ヨーコ・オノ ミュージック・オブ・ザ・マインド」の内覧会に出席しました。1950年代から芸術を通じて社会にメッセージを発信してきたオノ・ヨーコの表現作品が展示されています。私も、ウィッシュ・ツリーに願い事を結び、また平和を願っての一文字をこの展覧会に残してみました。4月11日から8月31日まで開催されているので、皆様もぜひ訪れてみてください。
3日(木)
バーミンガム市交響楽団首席指揮者兼音楽監督やモナコのモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督兼音楽監督を務める山田和樹氏を公邸にお招きしました。バーミンガム市交響楽団をはじめ欧州各国の交響楽団の魅力や、演奏に際する指揮者と交響楽団メンバーとの思いの伝え方等、非常に興味深い音楽の世界を知ることができました。山田和樹氏は、6月12日から14日までベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の定期公演において客演されます。曲目には武満徹氏の作品も。どのような響きとなるのか、大変楽しみです。
3日(木)
ドイツ研究振興協会(DFG)のベッカー会長を当館にお招きし、意見交換を行いました。DFGは、日本学術振興会(JSPS)、科学技術振興機構(JST)、日本医療研究開発機構(AMED)と日独共同研究への助成などで協力しており、若手研究者を含めた日独研究交流に大きな貢献をされています。ベッカー会長とは、こうした日独科学技術協力や、国際頭脳循環について意見交換を行いました。
2日(水)
誰一人取り残さない包摂性とアクセシビリティ。ベルリンで開催されている国際障害者サミットの基本アイディアであり、日本の国際協力の取組でもあります。国際障害者サミット内の「強靱で包摂的なシティ・ハブのためのハイレベル・ブリーフィング」に参加し、シュルツェ連邦経済協力・開発大臣にお会いしました。日本の障害者政策の取組について説明したところ、シュルツェ大臣からは、御自身の訪日経験を基に、日本との研究協力の重要性について御指摘いただきました。
3月
13日(木)大使公邸において、独政府関係者や当地の外交団を中心にお招きし、令和7年天皇誕生日祝賀レセプションを開催しました。私から、挨拶として、人間の尊厳に注目した人間の安全保障こそが持続可能な平和の実現のために重要であると指摘した上で、未来社会のために日独で一層緊密に連携していきたい旨述べました。また、ドイツ・ナショナルデーが6月20日に設けられていることを紹介しつつ、大阪・関西万博の機を捉えた訪日を呼びかけました。その上で、今回、多くの日系企業の協力を得て、公邸内ブース・エリアでの実物紹介や体験型サービス、水素燃料電池自動車の展示、お茶や梅酒、バームクーヘンの提供が実現した旨紹介し、招待客に各ブースを訪れていただくよう呼びかけました。
賓客を代表して御挨拶いただいたフェーザー内務大臣は、国際的な協力の重要性を強調した上で、日独政府間協議や日本議長国下でのG7内相会合での思い出を振り返るとともに、日独経済安全保障協議にも言及しつつ、G7の同志国として自由民主主義秩序を代表する日独の協力の重要性が一層増している旨述べられました。
乾杯に際して御挨拶いただいたバガー外務省事務次官は、即位礼正殿の儀に際して訪日した際の出来事を振り返るとともに、日独間の紐帯が緊密化している旨指摘し、その上で、ベルリン日独センター創立40周年への祝意を表明されました。
13日(木)
ベルリンのシュテーグリッツ・ツェーレンドルフ区ランクヴィッツにあるベルリン日本人国際学校において令和6年度卒業証書授与式が行われ、祝辞を述べさせて頂きました。今年度の卒業生は中学部の3名で、在校生をはじめ、学校関係者、保護者の方々から祝福を受けました。祝辞では、卒業生に対しお祝いを述べるとともに、グローバルな社会には、海外で過ごした経験が役に立つこと、全ての人々との架け橋になることを期待している旨を伝えました。卒業生を支えてくださった保護者、教職員、理事会、地元の関係者の方々にお礼申し上げます。
10日(月)
ご近所のフリードリヒ・エーベルト財団を訪問し、シュルツ代表に着任表敬を行いました。私からは、同財団が本年で設立100周年を迎えることに祝意を述べ、民主主義的価値を共有する日独が更に関係を深化させていく意義についてお伝えしました。シュルツ代表からは、最近の独内政や国際情勢に関して、率直なお考えをお聞かせいただくとともに、日独関係発展に向け、今後も意思疎通を図っていきたいとの力強いお言葉をいただきました。
10日(月)
ロート首相府文化・メディア担当国務大臣を訪問し、着任のご挨拶を申し上げました。ロート大臣にベルリンを一望できる首相府のテラスを案内していただいた後、大臣の執務室にて、日独の文化交流やドイツ政府の文化面での政策について、興味深い意見交換を行うことができました。
8日(土)
ポーランドとの国境にほど近いブランデンブルク州ヴリーツェン。この街で約80年前、戦後の混乱の中で自らの命をかえりみず人々を治療し、多くの命を救った日本人医師・肥沼信次博士をご存知でしょうか。3月8日の命日に際しヴリーツェン市を訪問し式典に出席、イルム市長ご案内のもと、肥沼博士の縁で姉妹都市関係にある八王子市民の活動により植樹された桜の樹、肥沼博士の名前を冠した通り、市庁舎前の記念碑、そして市庁舎内にある博士にまつわる展示を視察しました。今もヴリーツェン市民の方々によって大切に継承されている博士の足跡を尋ねに、皆さまも是非足をお運びください。
7日(金)
フラスバート連邦経済協力・開発省次官を訪問し、着任の挨拶を申し上げました。フラスバート次官の御令嬢は日本に留学経験があるとのことで、御令嬢に習った日本語で挨拶もいただきました。ウクライナやガザ等、国際情勢を見据えた開発協力のあり方について意見交換しました。
5日(水)
森鴎外記念館を訪れ、ザロモン館長とバルテルス学芸員に同記念館を案内していただきました。ベルリンの自由な気風の中で、医学、文学、哲学、芸術に親しんだ鴎外の様々な側面を見ることができます。「自由は責任の母なり」は、今日にも通ずる名言だと思いました。温故知新。是非訪問ください。
➡ https://www.iaaw.hu-berlin.de/de/region/ostasien/seminar/mori/besucherinformationen/
3日(月)
トライアー独商工会議所理事を表敬し、新政権を見据えたドイツ経済の先行き及び世界経済の動向についてお話を伺いました。 商工会議所が入るドイツ経済会館正面に飾られている、力強いタッチの絵(日本の国旗のように陽がまた昇るような印象的な絵)の前で、日独経済の成長について意見交換しました。
2月
25日(火)歩いて5分とかからない距離、大使館のお隣同士であるノルトライン=ヴェストファーレン(NRW)州連邦代表事務所にお邪魔して、シュパイヒ同州首相府次官兼ベルリン常駐代表を表敬いたしました。なんと、事務所の建物に日本国旗を掲揚して歓迎してくださいました。デュッセルドルフを始めとして、日系企業の一大集積地であるNRW州との関係はこれまでも、そしてこれからも重要であり続けます。そんな特別な日・NRW州関係、日独関係、ドイツの内政、そして国際情勢など幅広いテーマで意見交換を行い、充実した訪問となりました。
21日(金)
ヴルフ元大統領を訪問し、着任の挨拶を申し上げました。ドイツの内政に関する見方を伺うとともに、日独関係緊密化の重要性や現下の国際情勢について意見交換を行いました。
20日(木)
ご近所のブレーメン州代表部を訪問し、ヨアヒム州代表に着任表敬を行いました。青少年交流や同州における日本企業の取組など、日・ブレーメン関係について意見交換するとともに、今後一層緊密な関係を構築するための協力を約しました。
17日(月)
13日から開催されているベルリン国際映画祭に併せて、公邸において「JAPAN Night」を開催しました。日本からの招待作品である「Underground」の小田香(OdaKaori)監督や「海辺へ行く道(Seaside Serendipity)」横浜聡子(Yokohama Satoko)監督、主演の原田琥之佑(Harada Konosuke)さんが参加してくれました。また、6人の日本の若手プロデューサーや若手監督がプレゼンテーションを行い、ベルリナーレに集まった映画関係者の貴重な交流の機会となりました。
14日(金)
ニュルンベルグで開催された国際的な有機食品見本市BIOFACHを訪問し、日本産の農林水産物や食品を輸出する日本企業の皆様のお話をお伺いしました。多くの企業の皆様が工夫を凝らしながら、輸出に取り組んでいることを実感しました。ドイツでは、日本食人気が高まりを見せており、高品質な日本産の農林水産物や食品の輸出が伸びております。皆様が、こういった見本市などの機会を活かしつつ、引き続き御活躍されることを心から願っております。
4日(火)
大使公邸に、ドイツ第二公共放送のニュース番組のアンカーパーソンを務めるなど、ジャーナリズムの第一線で活躍し続けているスロムカ氏をお招きし、興味深いお話をたくさんお伺いしました。写真の背景に見えるのは、柔らかい日差しを浴びて、幸せな雰囲気に満ちたひな人形です。いよいよ春到来ですね。わくわくします。
4日(火)
シュノール連邦デジタル・交通省事務次官を訪問し、着任の挨拶を申し上げました。昨年11月のシュノール事務次官の訪日に感謝を伝えつつ、本年の大阪・関西万博をPRするとともに、デジタル分野における日独連携や連邦議会選挙の見通しなどについて幅広く意見交換を行いました。
4日(火)
ツィンマー独国防省事務次官に着任の挨拶に伺いました。ご多忙のところ一時間以上にわたり、欧州及びアジアの安全保障環境や日独の防衛面での協力について有意義な意見交換を行うことができました。
1月
30日(木)ツィッペリウス連邦議会議員(CDU)とサントス=ヴィンツ連邦議会(CDU)議員を訪問し着任の挨拶を申し上げるとともに、今後の日独関係の展望、またドイツの外政及び内政について意見交換を行いました。
30日(木)
大使公邸において、在留邦人の皆様をお招きして、令和7年新年賀詞交換会を開催しました。新年の挨拶として、大使館として邦人の安全確保に最優先で取り組む旨表明した上で、本年4月に開幕予定の大阪・関西万博への御支援を呼びかけるとともに、日本企業支援に力を尽くしていく旨表明しました。また、食文化や科学技術、自治体交流等様々なレベルで日独関係が進展していることを歓迎し、民間部門における日独連携のさらなる発展のためにも尽力していく旨表明しました。多くのお客様にお越しいただき大盛況のうちに開催できたことを喜ばしく思います。
29日(水)
連邦議会で執り行われたナチス犠牲者追悼行事に参加しました。
#WeRemember
27日(月)
ヴェーグナー・ベルリン州首相を訪問し、着任のご挨拶を申し上げました。ヴェーグナー州首相からは昨年5月の東京訪問の成果についてお話があり、今後の東京都とベルリン州の友好関係の拡大、万博を機会とするさらなる経済分野での協力の可能性について意見交換を行いました。本年の万博を機に、多くのベルリンの方々に日本を訪問していただくことを期待しています。
24日(金)
デュッセルドルフ日本商工会議所新年賀詞交歓会に出席しました。良本 新会頭の御挨拶に引き続き、私から、ドイツ最大級の日本人コミュニティーの御活動に感謝申し上げるとともに、万博への参加と併せた訪日を呼びかけました。ヘラーNRW州経済次官、ツァウム・デュッセルドルフ市助役にもおいでいただき、日本デーをはじめとする日独交流の価値についてお話しいただきました。そのほか、多くの御出席の皆さまと意見交換させていただきました。デュッセルドルフの皆さま、今後ともよろしくお願いします。
23日(木)
ヴュスト州首相への表敬に引き続き、ノイバウアー・ノルトライン=ヴェストファーレン州副首相兼経済相を訪問しました。昨年10月のノイバウアー経済相の訪日に感謝するとともに、万博を機会とするさらなる日・NRW州の経済協力の発展の可能性などについてお話ししました。ノイバウアー大臣は、訪日時に感じた日本の素晴らしい印象のほか、技術先進国としての日独の協力の重要性をお話しいただきました。
写真右:角田デュッセルドルフ総領事
23日(木)
デュッセルドルフに出張し、ヴュスト・ノルトライン=ヴェストファーレン州首相を表敬しました。ドイツ最大の日本人コミュニティーを有するデュッセルドルフの事例を含め、日本との日頃の経済協力・文化交流への御支援に感謝を伝えました。ヴュスト州首相からは、欧州の日本人コミュニティーの中心と言っても良いこの州の州首相として、日本との関係を特別視しており、これからも緊密に協力していきたい旨、お話しいただきました。
22日(水)
アネン連邦経済協力・開発省政務次官を訪問し、着任の挨拶を申し上げました。大きな日の丸まで御用意いただいて、大変な歓迎をいただきました。人道支援、開発協力などについて幅広く意見交換を行い、アネン政務次官からは、経済から安保まで、あらゆる分野での日独協力の深化についてお話しいただきました。
20日(月)
ベルリン独日協会幹部の皆さんに公邸にお越しいただきました。東部州で最大の会員数を有する同協会では、日本人音楽家によるコンサート、会員同士の懇親会、漫画コンテストから、政治や文化をテーマにした講演会まで、日本関連の行事が多数企画され、日独の交流が深められています。季節柄、少し早いですが、公邸では雛人形を飾り、皆さんをお迎えしました。
16日(木)
白馬クラブの新年会に戸田ハンブルク総領事と出席するとともに、御挨拶させていただきました。白馬クラブはニーダーザクセン(NI)州及び周辺地域に進出している日系企業と同州ドイツ企業及び州政府関係者等の交流の場で、年に1回新年会が開催されています。ヴンダーリンク=ヴァイルビア・NI州連邦・欧州問題及び地域開発省次官にもお越しいただき、御挨拶では、混迷する国際情勢において、価値観を共有する日独関係の重要性についてもお話がありました。私からは、今年4月から開催される大阪・関西万博に言及し、この機会の訪日を呼びかけました。毎年恒例の鏡割りのあとは、日独の企業関係者及びヴンダーリンク=ヴァイルビア次官などと歓談しました。30年近くにわたって白馬クラブが繋いでいる日独両国の企業とNI 州関係者との御縁を大切にしていきたいです。
14日(火)
シュタインマイヤー大統領主催の新年会に出席しました。信任状捧呈式に続き、今回も着物を着てベルビュー宮殿へ。着物で大統領にお目にかかるのも2回目です。各国の大使ともお話し、充実した新年のひとときとなりました。
13日(月)
ドイツ研究振興協会(DFG)の新年レセプションに出席しました。ベッカー会長には、昨年京都で行われた日独科学技術協力50周年イベントにて基調講演をいただきました。日独は価値を共有する重要なパートナーであり、引き続き科学技術協力や人材交流を深めていきたいと思います。
写真中央:ベッカーDFG会長、左:林韓国大使
11日(土)
ベルリン独日協会の新年会に出席しました。2000年から2003年のベルリン勤務の時にお世話になった協会員の方々にも再会し、「ただいま」「はじめまして」と挨拶をさせていただきました。長きにわたり、市民レベルで培われてきた日本とドイツの信頼しあえる関係をこれからも大切にしていきたいと思っています。
6日(月)
エズデミル連邦食糧・農業大臣(兼)教育・研究大臣を訪問し、着任の御挨拶を申し上げるとともに、日独関係や農業協力、科学技術協力などについて意見交換を行いました。
2024年
12月
19日(木)ヴァ―デフール連邦議会議員(CDU)を着任挨拶のために訪問し、今後の日独関係の展望、またドイツの外政及び内政について意見交換を行いました。
19日(木)
ハルト連邦議会議員(CDU)を着任挨拶のために訪問し、日独関係について説明し、ドイツの外政及び内政についてお話を伺いました。
17日(火)
約20年ぶりにベルリン日独センターを訪れ、現在開催中の展示” Light and Flavor of Japan A Photographic Journey by Donata and Wim Wenders”を見てきました。ドイツを代表する映画監督、「Perfect Days」のヴィム・ヴェンダースと写真作家として活躍するドナータ・ヴェンダース夫妻が見た日本の姿を、写真と映像作品で楽しむことができます。開催期間は今週20日(金)まで、まだご覧になっていない皆さまはどうぞお急ぎください!
ちょうど開催されていた、退職される職員さんの送別会にも飛び入り参加。これまでの日独センターにおけるお仕事を通じて日独関係に貢献してくださったことに対する感謝をお伝えしました。
当地における日独交流の要である同センターと、これからも協力しながら、共に日独関係をより深く、広く発展させていきたいと思います。
15日(日)
第三アドヴェントはヴェルニゲローデのクリスマスマーケットで過ごしました。ヴェルニゲローデの放送青年合唱団は、日本で初めて第九が演奏された鳴門市との交流を中心に、これまで3回日本でコンサートを開いていて、そのご縁でクリスマスコンサートに招いていただきました。会場となった教会は、約500年前に建てられたものを、コンサート会場としても活用できるように2022年に大改装したそうです。古い木枠やステンドグラスを活用しつつ、空調や音響設備は最新のものを取り入れたとのこと。まさに伝統を現代に活かした場所で、伝統ある合唱団の若い歌声を、ヴェルニゲローデの多くの市民の方たちと一緒に堪能しました。
7日(土)
皆さんは、日本のマンガ「ヒカルの碁」をご存じですか。このマンガは、囲碁の勝負の世界と主人公の成長がテーマです。
6日から8日までベルリン囲碁協会と大使館の共催で「大使杯囲碁大会」を開催され、ベルリンでも囲碁の真剣勝負が繰り広げられました。大人トーナメントは今年で16回目になります。230名もの協会員の熱意があってこそ、これほど長い間、この大会を続けることができたのだと思います。
真剣勝負の結果、本年の優勝者はケルン在住の前川かくさん、第2位はアーヴェド・ピットナーさん、第3位は前川あきらさんとなりました。おめでとうございます。
子どもから大人までのドイツの多くの方々が日本のゲームである囲碁を楽しんでいることを私としても大変嬉しく思いました。
5日(木)
キールで開催されたドイツ・アジア太平洋ビジネス協会主催の大使向けプログラムに出席し、ギュンター・シュレスヴィヒ=ホルシュタイン州首相とお会いしました。着任の御挨拶を申し上げるとともに、本年10月の州首相の訪日に感謝を伝えつつ、来年の大阪・関西万博をPRし、御関心をお持ちいただくことができました。
2日(月)
ベルリン州首相府にご挨拶に伺い、東京都と30周年の友好関係を、今後どのように広げていくかについて意見交換しました。
歴史ある「赤の市庁舎」の大広間には1878年のベルリン会議の様子を描いた絵画が掛けられています。ビスマルク宰相率いるドイツ代表団の他に、フランスやイタリア等の代表団が欧州の平和について議論しているところだとのこと。ベルリンの歴史を感じる場所です。
11月
29 日(金)~明るく照らすライトを持ってきたのは誰?~
リントナー国務大臣とは、今年9月の国連ハイレベルウィーク中にニューヨークでお会いして以来、2回目の出会いです。お会いしたその日は、ちょうど私の駐独大使発令が出た日。「ニューヨークでは本当に充実した時間を過ごすことができた!」と国連での仕事に対する思いを熱弁した出会いでしたが、今日は心機一転、新任のドイツ大使として、日独関係の更なる発展に向けた協力、ウクライナ、中東情勢や東アジア情勢等様々な課題への取り組みについてお話しすることができました。さらには来年2月に予定されているドイツ総選挙とその後の見通しについての率直なご意見も! いろいろ話して、スッキリした後、撮影した写真です。リントナー国務大臣の空手で鍛えた大きな体で隠れているのはドイツ国旗。そして両国国旗の手配指示のみならず、国務大臣自らスクリーン裏から照明機材を持ち出してきてスイッチ・オン。お互いへの信頼が光に照らされた満面の笑顔に現れています。
27日(水)
ベルリン州首相府、「赤の市庁舎」の食堂で開催されている「Japan Woche」を訪れて、醤油ラーメンをいただきました。東京都とベルリン州の友好姉妹都市関係30周年を記念して開催されている企画で、一週間にわたり毎日違った日本のメニューが楽しめます。この食堂は一般にも開放されており、今週金曜日29日まで開催されていますので、皆さまも是非、足を運んでみてください!
22日(金)
シュタインマイヤー・ドイツ連邦共和国大統領に対し、信任状を捧呈いたしました。駐ドイツ日本国特命全権大使として、日独関係の更なる緊密化のために全力を尽くすとともに、国際的な諸課題の解決に向けて独とともに尽力する所存です。
17日(日)
ドイツ戦没者慰霊の日に、連邦議会議事堂で開催された追悼式典に参加しました。 ドイツの皆さまとともに、全ての戦争犠牲者に哀悼の意を捧げました。
16日(土)
ベルリンのシュテーグリッツ・ツェーレンドルフ区ランクヴィッツにあるベルリン日本人国際学校において第32回学校祭が行われ、開会式において児童生徒の皆さんに激励の言葉を掛けさせて頂きました。初めての学校訪問でしたが、児童生徒の活気あふれた風景を見ることができました。
挨拶の中で、私の子どもが21年前にこの学校に短期間通っていたことで縁を感じたこと、11月11日にベルリンに到着し、最初の週末に学校祭があることを知り楽しみにしていたことを伝えるとともに、学校関係者及び学校を警備面、募金面等で支援されている方々への謝意を伝えました。
学校祭では、児童生徒の皆さんがドイツ語での劇を披露したり、ベルリンに関する発表を行ったり、学校祭のスローガンである「最高」なパフォーマンスを見せてくれました。
14日(木)
独塩野義製薬等が主催したAMR(薬剤耐性)啓発レセプションで挨拶を行いました。
挨拶では、抗菌薬の適正使用における普及・啓発の重要性と、グローバルヘルス分野の日独間連携の必要性に言及したほか、出席されたミュラー連邦議会議員(社民党)(独日議員連盟会長)、キッペルス連邦議会議員(CDU)、澤田拓子塩野義製薬取締役副会長らと懇談しました。
11日(月)
ベルリン市内で開催された日独量子コンピュータ応用シンポジウムに出席しました。本シンポジウムはヘレウス財団の支援により、フンボルト大学のオリバー・ベンソン教授と慶應義塾大学の伊藤公平塾長の主催で行われたもので、日独両国の研究機関や大学から第一線の研究者が集い、研究発表と盛んな交流が行われました。量子という先端技術における日独交流を歓迎するとともに、今後の協力の発展を期待します。