大使館ご案内
令和5年6月1日
大使の活動
こちらでは、柳大使の日々の活動の一部をご紹介致します。
2023年 | ||||
6月 |
ベルリン州のハウアー州首相府次官を訪問し、ヴェーグナー州首相の就任に祝意を伝えました。また、来年のベルリン州と東京都との姉妹都市関係30周年を含め日本とベルリン、ドイツの関係についての意見交換を行いました。
5月 |
ナーゲル連邦銀行総裁を表敬し、G7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議について印象を伺うとともに、日独の経済状況等について意見交換を行いました。
25日(木)
ドイツ連邦議会のツィンマーマン議員(社民党、デジタル委員会等所属)とドロスマン議員(社民党、国防委員会/外務委員会等所属)を公邸にお招きし、日独関係、両国の外交安保政策について意見交換を行うとともに、ドイツ・EUのデジタル政策についてお話を伺いました。
25日(木)
ドイツ連邦議会のハーン議員(キリスト教社会同盟:CSU、国防スポークスマン)を訪問し、安全保障協力を含む日独関係、東アジア情勢などについて意見交換を行いました。
24日(水)
大使公邸において、ジルビア・コッティング=ウール元独日議員連盟会長に対する旭日重光章の伝達式を行いました。伝達式には、ラング緑の党共同党首、ヴェンツェル経済・気候保護省政務次官、トリッティン連邦議会議員をはじめ11名の連邦議会議員も参加されました。伝達式においては、同氏が2013年から17年までの連邦議会第18会期に独日議員連盟の会長として、日独間の相互理解の促進に努めてこられたこと、現在の活発な日独交流の土台となる日独関係の発展に対する多大な貢献を行われたこと等の祝辞を述べました。コッティング=ウール氏からは、福島や広島への訪問を含むご自身の訪日の思い出が紹介され、今回の受章を名誉に感じるとして感謝が述べられました。続いて、トリッティン議員から、東京電力福島第一原子力発電所事故の被災者へのコッティング=ウール氏の支援等を紹介しつつ、同氏の日本との関係への熱意を称え、受章への祝意を述べられました。最後に、ラング党首から、福島の被災者に対するコッティング=ウール氏の共感、脱原発を含むドイツのエネルギー政策における同氏の取組等への敬意を述べて、乾杯が行われました。また、今回は、遠藤利明・日独友好議員連盟会長から、コッティング=ウール氏の受章に対するお祝いのメッセージが寄せられました。
23日(火)
ドイツ連邦議会のレスナー議員(デジタル委員長)とデッツァー議員(緑の党経済政策スポークスパーソン)を公邸にお招きし、G7広島サミットの成果について説明すると共に、経済安全保障やデジタル政策等について意見交換しました。
19日(金)
ハンブルクで開催された独日協会連合会総会の機会に開催されたハンブルク州政府主催の市庁舎でのレセプションに出席し、リークホフ州経済省次官、独日協会や日独協会の皆様とお目にかかりました。夜には、加藤在ハンブルク総領事と共にアルスター湖畔でレセプションを開催し、ハンブルク州政府と日本人会により打ち上げられた花火を鑑賞しました。ドレッセル州財務大臣はじめハンブルク州政府関係者、エズグル連邦議会副議長、フォン・ドナーニ元ハンブルク州首相、そして独日協会及び日独協会の皆様をお招きしました。市民レベルで日独友好関係を支えている独日協会や日独協会の皆様にお会いして、その活動についてお伺いする機会となりました。今後とも皆様の活動に協力していきたいと思っています。
16日(火)
グスタフハイネマン学校を訪問しました。30年以上前から日本語を教えており、5、6年生では第2外国語として必修科目になっています。また、東京の啓明学園中学・高校との交流は10年以上継続しているとのことでした。
8年生の授業では「日にち」を覚えるための歌を披露いただき、10年生では会話の練習を見せていただきました。生徒との意見交換では、大使の仕事やドイツと日本が共通に抱える課題について質問をいただきました。日本語学習を続けて、将来の日独の架け橋となってくれることを期待します。
13日(土)
大使公邸において、日本語スピーチコンテスト表彰式及び独日友好賞表彰式を開催しました。日本語スピーチコンテストの入賞者の方に賞状とスポンサーからの賞品をお渡ししました。ドイツにおける日本語学習者は、現在、12,000人ですが、今後さらに増えることを期待したいと思います。また、独日友好賞については、2021年の日独友好160周年の記念に、150周年の時に引き続いて、長年にわたる日独交流活動への献身的な貢献を称え、16組の皆様を表彰することを決めましたが、コロナの規制のために先送りせざるを得ず、ようやく、この日に実施することができました。
12日(金)
ブンデス2部のマグデブルクに伊藤達哉選手を応援に行きました。FCマグデブルクはニュルンベルクと2対2で引き分けたことで、来季も2部に残留できることになりました。おめでとうございます。これまでスーパーサブとして5ゴールを挙げている伊藤選手は、この日も後半約20分元気なプレーを見せてくれました。FCマグデブルクと伊藤選手のますますのご活躍を期待します。
11日(木)
本使公邸において、在ベルリンの農業アタッシェによる農務官の会2023年レセプションを実施し、ジェム・エズデミール連邦食料・農業大臣やドイツにおける食品関係企業の方々などをお招きしました。
昨今のロシアによるウクライナ侵攻に端を発した食料危機を目の当たりにして、改めて、私たちは二宮尊徳の「農は本なり」の意味をしっかりと受け止める必要があると挨拶で申し上げました。エズデミル大臣からも食料安全保障や持続可能な農業の実現のために国際的な協力が重要とのお言葉がありました。各国の農業アタッシェの皆様の、これからのますますの活躍を祈念します。
8日(月)
新任のトムス連邦財務省次官を表敬し、G7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議を前に、日独関係、EU情勢等について意見交換を行いました。
8日(月)
ルクジッチ連邦デジタル・交通省政務次官を表敬し、交通分野の日独協力について意見交換を行うとともに、独の交通政策と気候保護の関連、ロシアのウクライナ侵攻による物流への影響などについて意見を伺いました。
3日(水)
齋藤法務大臣は、ドイツを訪問し、テーゲル刑務所を視察すると共に、マルコ・ブッシュマン連邦司法省大臣との間でバイ会談を行いました。そこでは、7月に東京で開催される「G7司法大臣会合」及び「ASEAN・G7法務大臣特別対話」での議論の内容や成果文書の方向性について意見交換が行われました。
4月 |
ベルリンを訪問中の福島県内堀知事が大使公邸に来訪され、大使館との共催で「福島から感謝する」レセプションを実施しました。内堀知事からは「福島の未来」と題して日独の関係者を前に講演を頂き、再生可能エネルギーを重視されていることや福島の復興を巡る現状について説明を頂きました。レセプションでは福島県産の日本酒や、県食材を使ったメニューや「いかにんじん」、「しんごろう餅」等の郷土料理が振る舞われるなど、食と酒を中心に、福島県のプロモーションを実施しました。
27日(木)
ベルリンを訪問中の福島県内堀知事に同行して、レムケ連邦環境大臣と面会しました。レムケ大臣は、先日、札幌で開催されたG7気候エネルギー環境大臣会合に参加するため訪日した際に福島も訪問され、内堀知事にもお会いしています。内堀知事とレムケ大臣との間では、レムケ大臣から訪日の印象が語られ、内堀知事からレムケ大臣の福島県訪問を感謝すると共に、再生可能エネルギーや水素などの分野を中心に、福島再生に向けた未来志向な日独連携について意見交換が行われました。
24日(月)
ドイツ連邦議会のフリッケ議員(自由民主党:FDP)を訪問し、FDP党大会を含む内政につきお伺いすると共に、日独関係、経済安全保障、東アジアの安全保障などについて意見交換を行いました。
21日(金)
スロヴィク・ベルリン州警察長官を往訪し、日頃の在留邦人の安全確保に関して感謝するとともに、引き続きの協力をお願いしました。また、ベルリン州の犯罪情勢等について伺ったところ、同長官からは、窃盗犯件数が増加していることなどを踏まえ、犯罪情勢がコロナ前の状況に戻りつつあるとの認識が示されました。
20日(木)
ミュラー連邦食料・農業省政務次官を表敬し、G7農業大臣会合等を通じた食料システムの構築や持続可能な農業の実現、有機農業の推進に向けた日独両国間での協力の在り方、FTAと農業などについて意見交換を行いました。
20日(木)
シュトラック=ツィンマーマン連邦議会国防委員長(自由民主党(FDP))及びラムスドルフ同党副院内総務を当館にお招きし、日独関係、独内政、東アジア情勢などについて意見交換を行いました。
20日(木)
チャヤ・キリスト教民主同盟(CDU)幹事長を表敬し、日独関係、独内政、東アジア情勢などについて意見交換を行いました。
20日(木)
ラシェット連邦議会議員(キリスト教民主同盟(CDU)。前CDU党首)を表敬し、日独関係、インド太平洋情勢、独内政などについて意見交換を行いました。
18日(火)
ノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州とデュッセルドルフ市共催の桜祭り祝賀レセプションにお招き頂き、河原在デュッセルドルフ総領事とともに出席し、ノイバウアーNRW州経済・産業・気候保護・エネルギー大臣やケラー・デュッセルドルフ市長とともに挨拶をさせていただきました。ノイバウアー大臣からはドイツがこれまで以上に日本との関係を重視しているとして、3月の政府間協議に言及され、ケラー市長からは昨年9月の同市長の訪日が素晴らしかったことなどを紹介されました。私からは、日頃のNRW州政府とデュッセルドルフ市の在留邦人、日系企業に対する支援に感謝の意を伝えました。
NRW州議会友好議連の皆さん、独側経済団体関係者や、多くの日系企業の方も参加しており、幅広い交流の機会となりました。NRW州及びデュッセルドルフ市のますますの発展と、州、市と日本との関係の更なる発展を願っております。
18日(火)
世界最大級の国際産業見本市ハノーファーメッセに招かれて、水素インフラや燃料電池の部品や試験装置等を扱う企業(高石工業、WELCON、HORIBA)や、サイバーセキュリティ用のソフトウェア等を扱う富士通、東レ・プレシジョン社やNISSEIの出展ブースを視察しました。また、長野県産業振興機構のイニシアティブの下、長野県に拠点を持つ複数の企業による共同ブースや、日系企業と独企業のマッチングを支援するジェトロのブースなども訪問しました。日本大使館としても引き続き、ヨーロッパやドイツへの日系企業の進出を支援していきたいと思っています。
15日(土)
ブンデスリーガのフランクフルト・メンヒェングラッドバッハ戦を家内と共に観戦し,その後、長谷部、鎌田、板倉の三選手とお目にかかることができました。鎌田、板倉両選手にはカタールW杯での素晴らしい活躍を讃えると共に今後の代表チームでの更なる活躍を願っていますとお伝えしました。フランクフルトの長谷部、鎌田両選手には、来月初めのドイツ選手権(ポカール)の準決勝で、遠藤、原口、伊藤の三選手が所属するシュトゥットガルトとの対戦での五人の日本人選手の活躍を楽しみにしていますと話しました。
また、たまたま15日から欧州で活躍する日本代表選手の視察に訪れていた日本代表チームの森安監督にもお目にかかることができ、森保監督にはW杯でのドイツ戦、スペイン戦の素晴らしい采配ぶりと勝利に感激しましたとお伝えしました。
13日(木)
ドイツ工学アカデミー・アカテックのヴェルナー会長を表敬しました。アカテックはアカデミアと産業界が協働し、応用科学や技術に関する政策提言を行うアカデミー組織であり、ヴェルナー博士はアカデミア側の会長を務めています。同会長とは、昨年10月に旭日重光章の伝達式を大使公邸で開催して以来半年ぶりにお会いし、アカテックについて説明をしていただきました。
13日(木)
大阪・関西万博の開幕までちょうど二年となった13日、ドイツ連邦経済・気候保護省でのドイツ・パビリオンのコンセプト発表会に出席し、ケルナー連邦経済・気候保護省政務次官と話をすると共に、「2005年の愛・地球博でもドイツ館は大変な人気でしたが、今回も楽しみにしている」との挨拶をさせて頂きました。今回のドイツ・パビリオンの主要テーマは、循環経済への取組とのことで、パビリオンのコンセプトは、日本語で「輪」「和」「わ!」を意味する言葉に合わせた「WA! Germany」とのことです。マスコットキャラクターや建物の具体的なデザインを知ることができ、二年後の開催が非常に楽しみになりました。
12日(水)
本日、ブランデンブルク州ゴルセンにあるフジ・ブランデンブルク社の工場開所式が行われ、フィッシャー同州経済省事務次官とともに出席し、祝辞を述べさせていただきました。エンドウ豆由来の機能性食品素材を作る工場としては世界で初めてとのことで、ベルリン・ブランデンブルク空港から遠くないブランデンブルクの地が選ばれたことをとても嬉しく思うとともに、ドイツを起点にしてメイドインジャパンの植物由来食品・素材が世界に広まっていくことを期待しております。
3月 |
リヒター連邦内務省事務次官を表敬し、フェーザー内相の日独政府間協議への出席のための訪日、サイバーセキュリティ分野における日独協力や両国の共通課題等について意見交換を行いました。
24日(金)
フランクフルトで開催されたサッカーU21日本代表のドイツ戦に招かれ観戦しました。観客数が6千人超で満員となる小さなスタジアムでの試合でしたが、日本にとってはアウェーではありながら、温かい雰囲気の中で行われました。試合は、前半の終了間際、日本はPKで失点した後、すぐに同点に追いつき、後半冒頭には勝ち越し後、すぐに追いつかれ、結果は2対2の引き分けでしたが、充実した内容で、パリ五輪以降の日本代表を担う若手の有力選手の活躍を臨場感を持って見ることが出来ました。また、ドイツの若手選手も、来年ドイツで開催される欧州選手権を含め、今後、代表候補になるチャンスのある選手も多く、随所に素晴らしいプレーを見せてくれました。
13日(月)
用務帰国の機会をとらえ、神奈川県庁において黒岩神奈川県知事を表敬し、最近のドイツの事情と日独関係を説明するとともに、来年35周年を迎える神奈川県とバーデン=ヴュルテンベルク州の姉妹州県関係について意見交換を行いました。
2日(木)
メルツ・キリスト教民主同盟(CDU)党首(連邦議会CDU/CSU会派院内総務)を表敬し、日独関係、ロシアのウクライナ侵攻、ウクライナ支援、インド太平洋情勢、独内政などについて意見交換を行いました。
2日(木)
来週独日議員連盟のメンバーとして訪日予定のレンツ連邦議会議員(CSU、独日友好議連副会長)を表敬し、日本の政治・経済情勢、ウクライナ支援等について説明すると共に、日独関係、東アジア情勢等について意見交換を行いました。
1日(水)
ニーダーザクセン州ハノーファー市内ホテルで開催された白馬クラブ新年会に出席し、リース同州経済大臣、加藤ハンブルク総領事などとともに挨拶を行いました。白馬クラブは、ニーダーザクセン州及び周辺地域に進出している日系企業と同州ドイツ企業及び州経済省関係者等の交流の場として1996年に設立されました。昨年6月のヴォルフスブルク市での夏期会合に続き、新年会としては3年ぶりの対面開催となりました。私からは、ニーダーザクセン州の邦人及び日系企業に対する支援に感謝するとともに、今年G7議長国を務める日本として、共通の価値観を有するドイツとの協力を、またニーダーザクセン州との経済分野をはじめとする協力を更に推進していきたい旨を述べました。
また、「ハノーファー96」(サッカー・ドイツ・ブンデスリーガ二部所属)で活躍する室屋成選手も出席され、サッカーを通じた経済・文化交流についても意見交換が行われました。今後、日本とドイツ、ニーダーザクセン州間の協力がさらに発展することを願っております。
2月 |
大使公邸において、ドイツ政府関係者や当地の外交団を中心にお招きし、令和5年天皇誕生日祝賀レセプションを行いました。多くのお客様にお越しいただき3年ぶりに対面で開催できたことを喜ばしく思います。式典冒頭、私からの挨拶として、天皇陛下とドイツとの御縁に触れつつ、基本的価値を共有するパートナーとして昨年来更に深まった日独関係の各分野における直近の展開と、ウクライナ支援や法の支配に基づく国際秩序の維持等、G7議長国として日本の重視する点と今後の展望について述べました。
賓客を代表して御挨拶いただいたリントナー外務省国務大臣からは、現政権の連立協定にうたわれた日独政府間協議にも言及しつつ、昨今の国際情勢を踏まえ、日独の緊密な連携がますます重要となっている旨の発言がありました。また、独日議連のメンバーでもあるシュヴァルツリューア=ズッター内務省政務次官からは、「時代の転換点」を迎える中での日独関係の重要性に言及しつつ、乾杯の御挨拶をいただきました。
28日(火)
国家科学アカデミー・レオポルディーナのハウグ会長を表敬しました。レオポルディーナは1652年に創設され、現存する世界最古の科学アカデミーとのことですが、最近はコロナ対応や研究インテグリティ確保など、社会の急激な変化に伴う課題への科学的助言も発信しています。同会長とは、こうした現代社会における科学アカデミーのあり方などについて意見交換を行いました。
25日(土)
ドイツで活躍する日本人研究者の皆さんの交流会を大使館で開催するとともに、公邸でレセプションを行いました。分野・所属・肩書を越え、ドイツ全土から60名を超える研究者の皆さんが参加されました。会では小松英一郎マックス・プランク宇宙物理学研究所長よりドイツの研究環境やキャリア形成に関して講演をいただくなど、ご参加の皆さんにとって有益な機会となったのであれば幸いです。
JSPSボン研究連絡センターや若手研究者有志の方など、開催に向けて尽力いただきました皆さんに改めて感謝いたします。
20日(月)
16日から第73回ベルリン国際映画祭が始まりました。「#マンホール」(熊切和嘉監督、主演 中島裕翔)が「ベルリナーレ・スペシャル部門」に選出されており、昨夜、Kino Intenatinalにおいて鑑賞させていただきました。息つく間もない展開で、結末も予想外の面白い映画でした。SNSが身近な世代の方々では、より様々なことを感じられるのではないでしょうか。
今回は、「すずめの戸締り」(新海誠監督)が「コンペティション部門」に選出されている他、若手監督の作品も「フォーラム部門」に選出され、多くの方にご覧いただいているようです。日本映画がドイツの皆さんに親しまれていることを嬉しく思います。
20日(月)
ベルリン工科大学(TUB)のラウフ学長を表敬しました。同学長は、TUB初の女性学長として昨年就任しましたが、同大学に在籍した経験のない初めての学長でもあるとのことです。また同学長は、政府のエクセレンス戦略の指定を受けるベルリン自由大学、フンボルト大学、シャリテ医科大学、TUBからなる「ベルリン大学アライアンス」のスポークスパーソンも務めています。同学長と、同アライアンスにおける大学間連携や、同大学と日本の大学との協力や留学生交流について意見交換を行いました。
17日(金)
ニュルンベルクで開催された有機食品見本市BIOFACHを訪問し、旧知のニュルンベルク・メッセの二人のCEOに挨拶すると共に、ジェトロがニュルンベルク・メッセと共にアレンジしたお茶や味噌、ゆず加工品などを扱う日本企業のブースと日本企業の単独出展ブースを視察しました。メッセは盛況で、有機食品に対する消費者の関心の高さを物語っていたと思います。日本産の有機食品のドイツ、欧州への輸出が増加するよう、日本大使館、総領事館としても引き続き側面支援して行きたいと思っております。
9日(木)
シュトゥットガルトに出張した機会に、カミュラー・シュトゥットガルト名誉領事の主催でリンデン美術館において行われた天皇誕生日レセプションに、前川ミュンヘン総領事と共に出席しました。当日はノッパー・シュトゥットガルト市長にもご出席頂き、式典後にお話をさせて頂いた他、シュトゥットガルト、ハイデルベルク、カールスルーエの日本語補習校関係者や、BW州独日協会、カールスルーエ独日協会、ハイデルベルク=熊本、バート・ゼッキンゲン=長井、フライブルク=松山、ビティッヒハイム・ビッシンゲン=草津の姉妹都市の関係者など、BW州にお住まいの多くの方とお目にかかることができました。
9日(木)
シュトゥットガルトに出張し、前川ミュンヘン総領事と共に、クレッチマン・バーデン=ヴュルテンベルク(BW)州首相を表敬訪問し、日独関係と、明年35周年を迎えるBW州と神奈川県のパートナー関係について、また、ロシアのウクライナ侵攻後の両国における国防、エネルギー政策と日独企業の協力等について意見交換を行いました。
7日(火)
2日12日から14日まで日本を訪問する連邦議会外交委員会の方々(エルンドル議員(キリスト教社会同盟(CSU))(団長)、シュミット議員(社民党)、ミュンテフェリング議員(社民党)、ハルト議員(キリスト教民主同盟(CDU))、トリッティン議員(緑の党),レヒテ議員(自由民主党(FDP))及びモースドルフ議員(AfD)を公邸にお招きして、日独関係、日本の安全保障政策等について説明させて頂きました。
(※トリッティン議員とモースドルフ議員は、別の用件により途中退席されたため、写真には載っていません。)
7日(火)
ドイツ連邦議会のディルク・ヴィーゼ議員(SPD副院内総務)を訪問し、日独関係やアジアの安全保障情勢について説明すると共に、ウクライナ支援等について意見交換しました。
1日(水)
ベルリン独日協会主催で,ベルリン自由大学にて,日本とドイツ連邦共和国の修好70周年をテーマとした講演を行いました。ベルリン独日協会協会会員,ベルリン自由大学学生等,様々な年齢層の方々約100名が聴講してくださり,活発な質疑応答も行われました。多くの方に様々な観点から見た日独関係に興味を持っていただけたことを嬉しく思います。
1日(水)
ウェーデュル・ウィルソン・ハンス・アイスラー音楽大学学長を表敬しました。在籍生徒数約500名の学校の中に,日本人学生が9名も様々な分野で学ばれていると伺いました。優秀な日本人学生の方々のご活躍を願っています。
1月 |
デュッセルドルフ日本商工会議所主催の新年賀詞交換会にお招き頂き、河原在デュッセルドルフ総領事とともに出席し、挨拶をさせていただきました。コロナ禍の影響により3年ぶりの開催ということで、デュッセルドルフ日本商工会議所の奥村前会頭、佐藤新会頭、ノルトラインヴェストファーレン州経済・産業・気候・エネルギー省トラウペル局長、デュッセルドルフ市ヒンチェ助役の参加も得て、約250名が出席された盛大な会となりました。
27日(金)
デュースブルク市にあるティッセンクルップ社を訪問し、ニコラス・ボルツェ同社日本グループ代表等から同社のカーボンニュートラルを目指してのグリーン水素等の事業、ティッセンクルップ・ニューセラジャパン等についての説明を受けるとともに、製鉄プロセスから排出される排ガスから水素等を回収し、化学プロセスで有効利用する工場(Carbon2Chem)の視察を行いました。
27日(金)
デュースブルク市にあるデュースポート社を訪問し、マルクス・バンゲンCEO等と意見交換を行うとともに、同社の運営する港湾や、日系企業も入居する貨物集積所(ログポート)の視察を行いました。デュースブルクは欧州最大の河川港ですが、デュイスポート社は河川のみならず、デュースブルク近郊に陸上のログポートを含めて6ヶ所のログポートを有し、中国からの鉄道輸送(一帯一路)の欧州側の終点でもあるそうです。
26日(木)
大使公邸において、在留邦人の皆様をお招きして、令和5年新年賀詞交換会を行いました。デュッセルドルフ、フランクフルト、ミュンヘン等の日本人会等の方の御出席も得て、鏡開きを行う形で、3年ぶりに開催できたことを喜ばしく思います。なお、開催に当たっては、当地における新型コロナウイルス感染症対策が完全には撤廃されていないことも踏まえ、例年よりも規模を縮小した形で、感染防止対策をとった上で開催いたしました。
26日(木)
ドイツ外交政策協会(DGAP)のヴォルフ所長を表敬し、アジア及び欧州の安全保障情勢について意見交換を行ったほか、日本とDGAPとの協力関係強化についても議論しました。
25日(水)
築城智選手が所属するベルリンのバレーボールチーム、Berlin-Recycling-Volleys の試合を観戦しました。3セット連続先取し、欧州チャンピオンズリーグへの準々決勝進出を勝ち取った素晴らしい試合となりましたことを大変嬉しく思います。今後も当地でご活躍されることを期待いたします。
25日(水)
ノウリプール緑の党共同党首を表敬し、日独関係、東アジア情勢について説明すると共に、ウクライナ支援等について意見交換を行いました。
25日(水)
シェレンベルガー・ザクセン=アンハルト州議会議長と、日本とザクセン=アンハルト州との交流について意見交換を行いました。ザクセン=アンハルト州は、クヴェートリンブルクの聖堂参事会教会・城と旧市街、ナウムブルク大聖堂やアイスレーベンとヴィッテンベルクにあるルター記念建造物群など多くの世界文化遺産が集積していますが、この日は、マグデブルクやハルバーシュタットの大聖堂等、世界遺産にはなっていない優れた文化財を日本に紹介したいとして来訪されました。今後、文化の面における日本との交流の活発化が期待されます。
24日(火)
ライプニッツ協会のブロックマイヤー会長を表敬しました。同協会は、ドイツ全土に97の研究所・博物館を擁する、ドイツの主要な研究機関の一つです。同会長と、科学技術分野の日独協力やドイツの科学技術政策などについて意見交換を行いました。
23日(月)
毎年恒例のベルリン独日協会主催音楽コンサートを当館多目的ホールで実施しました。ピアノ、バイオリン、テノール、フルート、琴により、日本の曲を含む多くの曲を演奏して下さり、新年に相応しい素晴らしいコンサートでした。今後も当地でご活躍されることをお祈りいたします。
23日(月)
ゲーリング=エッカート独連邦議会副議長(緑の党)を表敬し、ロシアのウクライナ侵攻後のドイツ国民の反応についての見方を伺うと共に、東アジア情勢等について説明しました。
21日(土)
ベルリン農業大臣会合に出席するために当地出張中であった野村農林水産大臣は、エズデミル連邦食料・農業大臣とバイ会談を行いました。その中では食料安全保障の確立に向けた持続可能な食料システム、特に有機農業の推進について意見交換を行うとともに、野村大臣から、EUの日本産食品に対する放射性物質輸入規制の早期撤廃を要請しました。
18日(水)
連邦議会デジタル委員会のレスナー委員長(同盟90/緑の党)及びツィンマーマン議員(SPD)を訪問し、現在のデジタル委員会の主要論点、昨年10月のツィンマーマン議員を団長とするデジタル委員会代表団の訪日、本年4月のG7デジタル・技術大臣会合、日独のデジタル政策の動向などについて意見交換を行いました。
16日(月)
今年のG7デジタル・技術大臣会合に向けて当地に出張した河野太郎デジタル大臣は、フォルカー・ヴィッシング連邦デジタル・交通大臣との間で会談を行いました。そこでは、DFFT(Data Free Flow with Trust)の推進に向けた国際協力の枠組み等について議論し、今回のG7の成果に向けて、一層詳細な議論を進めていくことを確認しました。
なお、同日行われたドイッチェ・ヴェレによる河野大臣に対するインタビュー動画はこちらです。
16日(月)
ベルリン市内で開催されたドイツ研究振興協会(DFG)の新年レセプションに出席し、カーチャ・ベッカー会長にお会いしました。 コロナ禍の中断を経て3年ぶりの開催ということもあり、ドイツの政界、大学、研究機関からも多数の参加があり、ドイツの学術界を率いる方々とお会いすることができました。DFGや各機関と日本との交流・協力の更なる進展を期待します。
(写真左から:オーバーグフェル・ライプツィヒ大学学長、シュッテ・フォルクスワーゲン財団事務総長(前連邦教育研究省事務次官)、ベッカー・DFG会長)
12日(木)
シュタインマイヤー大統領主催の新年レセプションが、コロナの中断を経て3年ぶりに大統領官邸で開催され、私も大使として3度目の冬に初めて出席することができました。シュタインマイヤー大統領からは、11月の訪日について日本側のおもてなしに感謝しているとのお言葉を頂きました。
12日(木)
ベルリン芸術大学で開催された「A THIN LINE “世界を説明する”」という展覧会に出席し、パルツ(Nobert Palz)同大学学長、ヴェーバー(Ina Weber)同大学教授にお目にかかりました。この展覧会では、ベルリン芸術大学と愛知県立芸術大学のそれぞれの学生のドローイング作品をお互いの大学で展示するというコンセプトの下、ベルリン芸術大学では愛知県立芸術大学の学生のみなさんの作品が展示されていました。この展覧会は、ヴェーバー教授より竹内孝和愛知県立芸術大学准教授の協力により実現されたというお話をお伺いし、日本の学生のみなさんの作品をベルリンで拝見できたことを嬉しく思うとともに、日独両国の交流が深まっていくことの素晴らしさを改めて実感いたしました。