【安全情報】テロへの警戒強化にかかる注意喚起

2020/11/3
【ポイント】
●11月2日夜、オーストリアの首都ウィーンにおいて銃撃事件が発生し、複数の死傷者が出ています。また、10月29日には、フランスのニースにおいて刃物で3名が殺害されるテロ事件も発生しています。
●フランスにおける預言者ムハンマドの風刺画問題をめぐっては、ISIL(イラク・レバントのイスラム国)等が攻撃を呼びかけており、ドイツ国内においても、不測の事態に常に警戒する必要があります。
●最新情報の入手に努めるとともに、人が多く集まる場所(政府の関係施設、観光施設、デパートや市場、宗教施設、公共交通機関など)では、周囲の状況に警戒するなど、自らの安全確保に十分注意を払ってください。
 
【本文】
1 11月2日午後8時頃、オーストリアの首都ウィーンの中心部において銃撃事件が発生しました。報道等によれば、ウィーン市内中心部の6カ所で同様の銃撃事件等が発生したとのことであり、少なくとも4名が死亡し、多数の負傷者が出ています。警察は、本件についてテロの可能性があるとして捜査しています。
 
2 また、10月16日には、フランスにおいて、預言者ムハンマドの風刺画を授業で取り扱った教師が殺害される事件、先週10月29日には、フランス南部のニースにおいて、刃物で3名が殺害されるテロ事件も発生しています。
 
3 フランスにおける預言者ムハンマドの風刺画問題をめぐっては、ISIL(イラク・レバントのイスラム国)等が攻撃を呼びかけており、フランス国内だけでなく、世界各国・地域のフランス関係機関に対する抗議活動やこれらの機関を標的としたテロ事案が発生するおそれがあり、ドイツ国内においても、不測の事態に常に警戒する必要があります。
 
4 ドイツにお住まいの皆様におかれましては、あらためて次の事項に注意を払い、テロ事件や不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
(1)テレビ、ラジオや新聞等の報道に注意を払い、最新の関連情報の入手に努める。
(2)政府の関係施設、観光施設、デパートや市場、宗教施設、公共交通機関など不特定多数が集まる場所はテロ等の標的となりやすいことを認識し、常に周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる、できるだけ滞在時間を短くするなど、その場の状況に応じて安全確保に十分注意を払う。
 
5 何らかの邦人被害情報を入手した場合には、当大使館までご連絡ください。
 
6 在留届の提出または「たびレジ」への登録を必ず実施してください。3ヶ月以上海外に滞在する方は在留届の提出を、3ヶ月未満の場合は「たびレジ」への登録を必ず実施してください。渡航先の最新安全情報や、緊急時の大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができます。また、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 
【参考】
■ 「安全の手引き」(ドイツ)
 https://www.de.emb-japan.go.jp/files/000571381.pdf
■ 在留届(3か月以上滞在される方)/「たびレジ」(3か月未満の渡航の方)
 https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html
■ スマートフォン用 海外安全アプリ
 https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_kaian_app.html