【安全情報】住居賃貸契約詐欺に関する注意喚起

令和7年5月15日
●ドイツ国内において、住居の賃貸契約に関する邦人の詐欺被害が発生しています。
●住居を仲介するインターネットサイトを通じて物件の賃貸契約を結んだ後、保証金や家賃を支払ったにも関わらず、家主と連絡が取れなくなり入居することができないケースが発生しているほか、日本人の身分証をメッセージアプリで送信するなどして、日本人オーナーを装い犯行に及んでいるケースも確認されています。
●この様な被害に遭わない為には、契約前に住居の内見を行うことや家主と直接会い、本当に物件の所有者であるかどうかなどを確認することが重要です。契約前に内見ができない場合は、相手が家主のふりをしている可能性も含め、信頼できる家主であるかを慎重に見極め、安易にお金を送金しないよう十分注意してください。

【賃貸契約詐欺の特徴】
・内見や契約前に送金を依頼される
・物件の価格が場所や広さに見合っておらず安価
・家主が海外や遠方にいると述べ会えない
・送金先の銀行口座が外国のものでIBANがドイツの「DE」で始まっていない
・家主の連絡先の記載がないか連絡先情報が間違っている

【詐欺被害を防ぐための留意点】
・契約前に住居の内見を行い家主に会う
・家主や不動産業者の身分やライセンスを確認する
・あまりにも条件が良すぎる場合は警戒する
・疑わしい場合は送金しない
・日本人の家主だからといって油断しない(なりすましの可能性を考える。)
・家主が決定や送金を急かす場合は、詐欺の可能性を考え、慎重に対応する

(参考)
■ドイツ警察(賃貸契約詐欺対策のページ)
https://www.polizei-beratung.de/aktuelles/detailansicht/vorsicht-vor-betrug-bei-der-wohnungssuche/
■ベルリン州警察X(旧Twitter)
https://twitter.com/polizeiberlin_e
■「安全の手引き」
https://www.de.emb-japan.go.jp/files/100294519.pdf
■「たびレジ」(3か月未満の渡航の方)/ 在留届(3か月以上滞在される方)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html
■スマートフォン用 海外安全アプリ 
https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_kaian_app.html