海外安全対策情報(2019年7月から9月)

2019/10/2

1 テロ情勢等

(1)テロ情勢

テロ情勢は一般的には安定していますが,ドイツ国内ではテロを計画した容疑者やイスラム過激主義者が治安当局に相次いで摘発・逮捕されるなどしており,ドイツ国内は依然としてテロの脅威があります。常に最新の情報の入手に努めるとともに,テロの標的となりやすい,多くの人が集まる場所を訪れる際には,安全の確保に十分注意を払ってください。

(2)治安・社会情勢

ベルリンなどの大都市では,週末を中心に,様々な主義主張によるデモや集会が行われていますが,中には主義主張が対立する過激なグループ同士が衝突する等逮捕者や負傷者が出るケースも発生しています。

9月25日にベルリン中心部で行われたパレスチナ情勢を巡るデモ集会では,集会参加者とその集会に反対する者等が数百名規模になり,複数名が一時身柄を拘束される等,一時騒然となる事態に発展しました。

常に最新情報の入手に努めるとともに,不測の事態や無用なトラブルに巻き込まれないよう,十分ご注意ください。また,騒擾事件に遭遇した場合は,現場の警察官の指示に従い,速やかにかつ落ち着いてその場から離れてください。

 

2 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向

(1)一般犯罪

ア ベルリン市内の観光名所や地下鉄等公共交通機関では,依然としてスリや置き引きなどの盗難事件が多発しています。電車内やホテルのロビー等で自分の傍らに置いていたバッグ等が盗まれる事件が発生していますので,手荷物は体から離さない,常に目の届くところで管理するなど,犯罪被害に遭わないよう十分ご用心ください。

イ また,市内の観光名所で外国人集団から声をかけられ,募金や署名等を 依頼され,親身に応対している間に手荷物から現金等が盗まれる事件も発生しています。外国人集団の中には路上や屋内において多数で取り囲んで,スキを見て現金を盗む犯行手口もあります。見知らぬ人から話しかけられても冷静かつ毅然とした態度で対処し,常に手荷物をチェックするように心がけてください。

 ウ ベルリンやその近郊では夜間の暴力事件が増加傾向にあり,深夜の公園には麻薬の巣窟とされる危険地帯もありますので,深夜帯は極力外出を差し控え,夜間の移動はなるべくタクシーを利用する等安全の確保に細心の注意を払って下さい。

 

※ なお,犯罪被害に遭わないための対策等の詳細については,安全の手引きに記載しておりますので,是非一度ご確認下さい。

 

(2)凶悪犯罪

  邦人被害に係る殺人・強盗・強姦等凶悪事案は特に認知しておりません。

 

3 テロ・爆弾事件発生状況

 管内6州において,邦人被害の事件は認知しておりません。

 

4 誘拐・脅迫事件発生状況

 管内6州において,邦人被害の事件は認知していません。

 

5 日本企業の安全に係る諸問題

在留邦人が被害者となる様々な手口の詐欺事件(振り込め詐欺)が発生しています。例えば,インターネットを通じて面識のない不動産業者と賃貸借契約を交わし,鍵の受け渡しの条件として前金を振り込んだが,その後音信不通となり,多額の現金を騙し取られた,といった詐欺事件が横行しています。名の知れた大手の不動産業者であってもインターネットを利用した安易な商取引には十分注意するとともに,銀行振り込みや商取引の際には,できるだけ一人で対応せずにご家族やご友人に相談し,振込先の安全性を十分に確認する等細心の注意を払ってください。

 

6 邦人安全対策のためにとられている具体的措置

(1)当館管轄の日本人学校及び日本語補習授業校で安全対策講話や緊急事態対処訓練を行いました。

(2)8月28日,安全の手引きを最新版に改訂しました。

(3)在留邦人に対し,以下の情報を当館ホームページに掲載するとともに,領事メールにて送付し注意喚起を行いました。各項目の詳細は当館ホームページをご覧ください。

○8月7日【海外安全情報】犠牲際(イスラム教の祝日)期間に伴う注意喚起

○8月21日【海外安全情報】イスラム教シーア派の宗教行事「アーシュラー」に伴う注意喚起

○9月19日【安全情報】ベルリン中心部での大規模デモや集会の実施

○9月26日【安全情報】ベルリンマラソン開催に伴う注意喚起

 

※ 3ヶ月以上の滞在は「在留届」,3ヶ月未満の渡航・滞在は「たびレジ」にそれぞれ登録して下さい。