ベルリン州における防疫措置(制限措置の更なる緩和:学校・保育所の再開)

2020/6/12
 6月9日,ベルリン州教育・青少年・家族省は,新型コロナウイルスに対する制限措置の更なる緩和として,学校及び保育所の再開に関するプレスリリースを発出したところポイントは以下のとおりです。
 
1 学校
 ベルリンにおいては夏季休暇後の2020/21年新年度開始時から,全ての学校及び学年が通常どおりの体制で再開する予定である。これにより,通常の時間割に応じた授業,補習や分割学習,その他の義務的な学校行事全体が可能となる。宗教,世界観関係の授業も行うことができる。授業外の補習や学童も全ての学校で完全な形で再開される。給食も提供されるようになる。クラブ活動(Arbeitsgemeinschaften)等の自由選択行事も再開しうる。また,体育,音楽,演劇の授業は,特に感染防止の規則に留意し,直接の身体接触を回避する形で行われねばならず,野外での授業を設けることが特に推奨される。新学年の入学式等の行事は,公共行事に関する現行政令の規定を遵守し,屋内または野外で参加者記録を作成の上,開催することができる。また,ドイツ国内や海外への修学旅行も2020/21年度から開催可能である(ただし,ロベルト・コッホ研究所またはドイツ外務省により指定される危険地域への旅行は不可。)。
 なお,学校再開にあたっては,頻繁な手洗いや換気等の衛生規定,可能な限りの身体的接触の回避は引き続き遵守を求められるが,1.5メートルの対人間隔保持義務は解除される。生徒または同一世帯のいずれかが基礎疾患等高リスクグループに属する場合は,医師の証明を条件として,ホームスクールとなる。新年度の開始後,感染状況が再び大きく悪化した場合は,教室での授業とホームスクールを組み合わせた授業形態をとることとなる。
 
2 保育所
 保育所は,6月15日からすべての子供を対象に通常保育への復帰プロセスを開始し,遅くとも6月22日には,早朝や延長保育等も含む形で,それぞれの入園許可証(Kita-Gutschein)の範囲で全ての子供に対する保育が再開される。特定業種リストは廃止される。新規登園も可能となる。再開にあたっては,可能な限り,固定したグループに分けて運営することが重要であり,このために,公民館等に追加的な保育空間を設け,専門の保育士以外の人員(教育学学生等)に支援させる等の対策を取ることが引き続き可能である。親や保護者のための電話ホットライン(030-90227 6600)は6月末まで引き続き活用することが可能である。
 
 本件プレスリリースの詳細につきましては,以下のベルリン州プレスリリースをご確認ください。
 
○ベルリン州教育・青少年・家族省プレスリリース
 https://www.berlin.de/sen/bjf/service/presse/pressearchiv-2020/pressemitteilung.942500.php