テューリンゲン州における防疫措置(制限措置の一部緩和)

2020/4/17
 4月15日の制限措置の緩和に関する連邦政府と各州政府の合意を受け,17日,テューリンゲン州政府はプレスリリースを発出したところ,概要以下のとおりです。
 
1 防疫措置の改定等
(1)4月19日までとされていた接触制限措置は,当面の間延長される。
(2)観光を目的とした宿泊は引き続き当面の間禁止。
(3)売場面積800平方メートル以下の全ての店舗,及び自動車・自転車取扱業者,書店は,適切な措置(衛生措置,入場人数規制及び待機列の回避)を取ることを前提に,4月27日以降営業再開を認められる。
(4)理髪業は,近距離での身体接触が避けられないため,特別な防護上の要請を遵守することを前提に,5月4日以降営業再開を認める。
(5)大規模イベントは8月31日まで禁止。
(6)私的な旅行や私的な訪問(親戚の訪問を含む)については,国内外を問わず引き続き行わないよう求められる。
 
2 教育システム
(1)4月27日以降高校卒業資格試験(Abitur)のための準備(授業)が再開される。
(2)5月4日以降,小学校(Grundschule),標準学校(Regelschule), 宗派混合学校(Gemeinschaftsschule),職業訓練学校(Berufsbildende Schule),支援学校(Foerderschule)の最終学年の授業が再開される。
(3)すべての学校は6月2日までに通常の出席型授業を様々な形態で行う。学校は,出席型授業と遠隔授業を組み合わせて実施する。
(4)託児所は5月から段階的に再開する。
(5)高等教育機関の夏学期は,通例通り4月1日から9月30日までとすることで,大学と州学術省は合意した。
 
3 文化・宗教施設
(1)図書館及び公文書館は,適切な措置(衛生措置,入場人数規制及び待機列の回避)を取ることを前提に,再開を認める。
(2)動植物園,野外博物館,ギャラリー,美術館,博物館及び展示ホールは,適切な措置(衛生措置,入場人数規制及び待機列の回避)を取ることを前提に,4月27日以降営業再開を認める。屋内施設の場合にはマスク着用を強く推奨する。
(3)教会,モスク,シナゴーグ及びその他の宗教施設における会合は,引き続き禁止。ただし,5月4日以降の段階的な再開についての合意を目指す。
 
4 保健システム/介護
(1)公共保健制度の人員を拡大する(住民2万人あたり最低5名の医療チームを配置)ため,州と市町村の間で協議を行う。感染者数の多い地域ではタスクフォースが支援にあたる。
(2)入国者・帰国者の隔離措置は5月4日まで延長される。
(3)介護施設,老人ホーム及び障害者施設等の感染リスクが高い施設においては,特別な保護措置が取られなければならない。ただし,該当者が社会的な孤立に陥らないよう,配慮する。
(4)専門家の知見をもとにパンデミックによる心理社会的影響に留意し,必要な措置について検討する。
 
【参考】
〇テューリンゲン州プレスリリース
https://corona.thueringen.de/behoerden/ausgewaehlte-verordnungen/