|
6月4日、研究者の情報交換・懇親会、大盛況のうちに終了しました!
昨年に引き続き、在ドイツ日本国大使館において開催いたしました2回目の会合、大盛況のうちに終了いたしました。
今年もまた、アーヘンやミュンヘン、プラハなど、遠方の方々も含め沢山の方にお集まり頂き(35名+お子様2人)、主催者として、
感謝の気持ちでいっぱいです。どうも、ありがとうございました。
今年は、長年に渡りドイツで研究を続けてこられた、元マックスプランク・フリッツハーバー研究所・ベルリン工科大学教授
の外林秀人先生の講演で始まりました。講演は、先生の近著「ドイツの原子力物語」に関わるものでしたが、先生ご自身が
広島で被爆体験をお持ちであることとも相まって、私には非常に印象深いものでした。ベルリンのダーレムで発見された核分裂現象
(この研究には日本人・星一の援助も貢献したかもしれない)が、原子力爆弾へと発展し日本に投下されるに至ったこと、
当のドイツは今や脱原子力を進めていること等、参加された方々にとっても、非常に興味深く、考えさせられるお話しだったと思います。

*講演中の外林先生

*「ドイツの原子力物語」。今年の9月には改訂版が出版されるとのこと
そして、音楽コーナーへ。坂本さんの歌、本当に感動的でしたね。また、この日のためにフランクフルトから
駆けつけてくれたピアニストの前橋さん、素晴らしい伴奏をありがとうございました。お2人の暖かいご支援のもと、
私も無事にトランペッターとしてのデビューを果たすことができました。編曲をして頂いた菅野さんにも、この場をお借りしてお礼を
申し上げたいと思います。

*熱演中の坂本さん(ソプラノ)、前橋さん(ピアノ)、井上(トランペット)
音楽の余韻に浸りつつ懇親会へ突入。日本食を堪能しながら、やっぱり話は尽きないのでした。皆さん、沢山の新たなお知り合いを
お作りになったことと思います。

*懇親会。今年も盛り上がりました
また、このような機会を設けていきますので、皆さまのご支援をよろしくお願いします!
(2004年6月9日、井上)
-->当日のプログラム
|
|