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21.7.2003

 

 

ドイツ研究者ネットワーク

 

 

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ドイツの研究環境

 

ドイツの研究環境について一般的な情報をお伝えします。

 

 

 

ドイツの研究グラント

 

ドイツでグラントを得るに当たっての道しるべ。

 

 

 

ドイツで研究する

 

ドイツに渡って研究生活を行うのに役に立ちそうなサイトのリンク集。

 

 

 

なんでも掲示板

 

ドイツで研究をしていて思うこと、疑問点など、なんでも情報交換。

 

 

 

コラムなど

 

ドイツ研究事情に関係するコラム、論考などを掲載しています。皆さんの投稿もお待ちしています。

 

 

 

Wissenschaft und Technology in Japan

 

大使館発行の日本の科学技術ニュース情報紙(独語)。

 

●マックスプランク学術振興協会(MPG)www.mpg.de

 
カイザー・ヴィルヘルム協会の後継機関として1948年に設立。傘下に80の研究機関を持ち、物理、科学、生物学、医学等を中心に基礎的研究を実施。約95%が公的資金で運営され、研究者の4分の1は海外からの研究者という国際的組織かつ自律的な研究環境で世界トップクラスの研究水準を維持。近年はマックスプランク・リサーチスクールを開設し、若手研究者の育成にも力を注いでいる。連邦及び州から5対5で出資。研究予算規模13億ユーロ、スタッフ数1.2万人。-->mehr


●フラウンホーファー応用研究促進協会(FhG)www.fraunhofer.de

 
 科学界、経済界及び国の代表者150人によって、応用研究のための資金援助機関として1949年に設立。

 主として産業、特に中小企業のための市場志向の契約研究を中心に活動。産業界からの要請を踏まえ、8分野(素材・部品、表面技術・光学、生産技術、情報・通信技術、半導体・マイクロシステム、ライフサイエンス、エネルギー・環境、サービス・インフラ)にわたり、傘下の58の研究所において産学連携を活用しつつ解決策を戦略的に探求。連邦及び州から9対1で出資。研究予算規模10億ユーロ、スタッフ数1.3万人。-->mehr


●ヘルマン・フォン・ヘルムホルツ協会(HGF)www.helmholtz.de

 大規模研究機関連合(AGF)が1995年にHGFに改組された。傘下の15の研究所(ドイツ航空宇宙センター(DLR)、カールスルーエ研究センター(FZK)、マックスプランク・プラズマ物理研究所(IPP)等)で、大規模研究装置の運用を通じて、全ドイツ的見地からの大規模研究を実施。連邦及び州から9対1で出資。研究予算規模22億ユーロ、スタッフ数2.4万人。

 近年、研究所毎に縦割り的な運営を改め、全体としての重点分野を決め、研究所の枠にとらわれない目的志向型研究が出来るように組織運営改革を実行。

 

   ライプニッツ協会(WGL)

www.wgl.de
 1977年、連邦と州政府の共同助成により発足した研究機関のグループ。東西ドイツ統一等を経て約80に機関数を拡大したが、1995年にライプニッツ協会が設立され、これらの機関が同協会のメンバーとなった。ハインリッヒ・ヘルツ通信技術研究所、マックス・ボルン非線形光学研究所等がある。基礎研究のマックス・プランクと応用研究のフラウンホーファーの中間的機関であり「応用を目指した基礎研究」と位置付けられている。

 研究予算規模9.5億ユーロ、スタッフ数1.3万人。



●大学など高等教育機関

計365機関  大学:174(総合大学100,他に芸術大学、

神学大学、教育大学を含む)
           理工系単科専門学校:162
           経営単科専門学校:29
 高等教育研究機関に対する研究助成はドイツ研究協会(DFG)が実施。DFGは、1951年設立のドイツの中心的研究助成機関。連邦政府及び州政府から約6:4の割合で資金を交付されており、その約9割を高等教育研究機関に対する研究助成に充当。2006年度の予算は13.5億ユーロ。

  大企業による独自の研究開発の他、中小企業等における前競争段階の研究開発を研究組合で実施。このような研究組合は100以上あり、その集まりとして産業研究協会連合(AiF)がある。AiF資金の約5割は連邦経済技術省より補助。予算規模は約2.5億ユーロ。